文春文庫<br> 子ごころ親ごころ―藍千堂菓子噺〈5〉

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文春文庫
子ごころ親ごころ―藍千堂菓子噺〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167920678
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

さちの友だち、おとみが母親に捨てられた!? 
境遇が移り変わっていく幼い少女たち。
物語を彩るのは、初夏の上菓子三品。

さちが遊びに行ったおとみの家で、おとみの母親が百瀬屋の上菓子を出してくれた。おとみは、上菓子を生まれて初めて食べた様子。
さちは「藍千堂の方が美味しい」と感じるが、「でも、どうして上菓子を出してくれたのだろう」。さちが微かな違和感じた次の日、おとみの母はいなくなった。

おとみの母は、おとみを残して町火消の組頭に嫁入りした。嫁ぎ先が生さぬ仲の娘を嫌ったため、おとみは置き去りにされたのだ。大工の伯父夫婦が養女として引き取ることで、すでに話は済んでいた。
大工は金を握らされ、おとみを引き取ったと噂されている。頑固で口下手な叔父に馴染めず、またその叔父から「おさちとは、あまり仲良くするな」と諭され、不安になるおとみ。そんな時、事件がおこり、おとみは「藍千堂」へ逃げ込んできて――。

おとみの騒動をきっかけに、ふと自分の境遇に思いをはせるさち。なぜ、自分の年齢がひとつ減ったのか? 急に、「とと様」が自分の父になった訳は?
さちも少しずつ大人になっていく――。

内容説明

さちの友だち、おとみの母はおとみを残して町火消の組頭に再縁した。大工の伯父夫婦が養女として引き取ったが、おとみがようやく新しい暮らしに馴染み始めた矢先に事件がおこり、おとみの姿が消えた―。おとみの騒動をきっかけにさちは母親の佐菜が晴太郎と結ばれ、あたらしい「とと様」ができた自分の境遇に思いをはせる。

著者等紹介

田牧大和[タマキヤマト]
1966年、東京都生まれ。明星大学人文学部英語英文学科卒業。市場調査会社に勤務しながら、ウェブ上で時代小説を発表。2007年『色には出でじ風に牽牛(あさがお)』(『花合せ 濱次お役者双六』に改題)で第2回小説現代長編新人賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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