出版社内容情報
女優・高峰秀子が放った、嘘偽りのない、魂を揺さぶる30の言葉。
「忙しい時ほど余裕を持たなきゃいけないよ」
「超然としてなさい」
「何でも、まず、やってみせることです」
「食べるときは一所懸命食べるといいよ」
「人はその時の身丈に合った生活をするのが一番です」
「学校へゆかなくても人生の勉強は出来る」
「いい思い出だけあればいいの。
思い出はしまう場所も要らないし、盗られる心配もない」…
養女として、晩年の高峰の一番近くにいた著者は、高峰のことを「極めて言語能力が高い人だった」と語る。言葉に嘘がなく、飾りや婉曲、蛇足が全くない。そして思わず笑ってしまう、ウィットに溢れている。
決して忘れ得ない、名女優が遺した言葉を、その折々のエピソードと共に綴る。
内容説明
「他人の時間を奪うことは罪悪です」「苦労は、磨き粉みたいなもんだね」「何でも、まず、やってみせること」―高峰秀子の言葉には嘘や飾り、蛇足がなかった。思わず笑ってしまうウィットに富み、あらゆる心情をさらにと口にした。それは彼女の生き方そのものだった。今も鮮烈な記憶を残す名女優が発した、心に刻まれる30の言葉。
目次
人はあんたが思うほど、あんたのことなんか考えちゃいませんよ
苦労は、磨き粉みたいなもんだね
わかる人は言わなくてもわかる。言わなきゃいけない人は、言ってもわからない
他人の時間を奪うことは罪悪です
返事を書きたい手紙には、住所がない
一事が万事ということがあります
他人に食わしてもらったなんて、一年もないッ
人を見たら敵だと思いなさい!
忙しい時ほど余裕を持たなきゃいけないよ
超然としてなさい〔ほか〕
著者等紹介
斎藤明美[サイトウアケミ]
1956(昭和31)年、高知県生まれ。津田塾大学卒業後、高校教師、テレビ構成作家を経て「週刊文春」の記者を20年務め、2006(平成18)年フリーに。記者時代から松山善三・高峰秀子夫妻と交遊があり、2009年に養女となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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