文春文庫<br> 刑事たちの挽歌―警視庁捜査一課「ルーシー事件」 (増補改訂版)

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文春文庫
刑事たちの挽歌―警視庁捜査一課「ルーシー事件」 (増補改訂版)

  • 〓尾 昌司【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167919382
  • NDC分類 326.23
  • Cコード C0195

出版社内容情報

Netflixにてドキュメンタリー映像化。2022年12月6日から全世界に配信予定。

Netflixでの映像化が決定したことを受けて、著者は元捜査員たちに再取材と出演交渉を行った。事件から20年を経て、一課の元刑事たちを訪ね歩いたことで、捜査本部に後から投入された山代班の“潜行捜査”の実態が明らかになった。彼らの存在なくして、この事件が解明されることはなかった――。

登場する捜査員たちは幹部に至るまですべて実名。ここまで詳細かつ正確に捜査の実態が描かれたノンフィクション作品は、かつてなかっただろう。

内容説明

警視庁麻布署に届けられた一件の家出人捜索願。捜索対象は後に世界を震撼させる猟奇事件の被害者ルーシー・ブラックマンだった。追加取材により、異色の山代班が秘密裏に進めた潜行捜査の内幕を明らかにする増補改訂版。登場する捜査官は、幹部に至るまですべて実名。真相に迫る刑事たちの執念を圧倒的なリアリティで描く。

目次

序章 一審判決
第1章 家出人捜索願
第2章 本格捜査
第3章 逮捕
第4章 物証
第5章 クロロホルム
第6章 遺体発見、二審判決
最終章 刑事たちのその後

著者等紹介

〓尾昌司[タカオショウジ]
1946年東京都生まれ。米海軍第7艦隊司令部従軍記者章取得後、台湾、タイに駐在。アジア各国の紛争取材を経て帰国。湾岸戦争でもイラクに1カ月余り滞在。『週刊ポスト』や『週刊現代』などの週刊誌を中心に活躍。豊富な警察人脈をもとに、オウム真理教事件、和歌山毒物混入カレー事件、世田谷一家殺人事件などを追い続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

40
組織形態、捜査手法、携わる捜査官らの心情が丹念に綴られており著者の取材力に唸る。他に挙げられる事件が記憶に残る有名なものばかりで、警視庁捜査一課という部署が如何に花形かが分かった。しかしそこで行われているのは膨大な量の地味で緻密な活動だ。2023/01/15

たーさん

13
ノンフィクションなんて滅多に読まないのに久しぶりに読んでみました。事件は確か高校生の頃に起き新聞、テレビでおぼろげに覚えていました。一人の英国人女性が突如失踪し事件の疑いが濃厚になり警視庁捜査一課が捜査に乗り出す。並の警察小説を蹴散らすリアルな描写。捜査の突破口を開く捜査一課の山代警部率いる山代班なんかこれだけで警察小説の登場人物に出来るんじゃないかと。地道な文字通り地を這う捜査と容疑者の不気味な異常性。必死の捜査を展開した刑事さんの人間性に迫るノンフィクションでした。2024/05/06

Akki

6
満面の笑みでこちらを見るルーシーさんの写真を、何度もテレビで観ていたのを思い出す。外国人の若い女性が行方不明になり、その父親が来日して会見する様子は大々的に取り上げられた。日本人にとって外国人がいかに珍しいものかを、ぼんやり自覚したものだった。 ある時間と場所で、突然絶たれる生の物語が無数にある。こうして世間に知らされるものはほんのひと握りだが、どの物語にも、良しにつけ悪しきにつけ人と感情の広く深い繋がりがあるということを、こういうルポは教えてくれる。食事を忘れて一気読みした。2024/06/29

hine_bomb

3
何不自由ない境遇に見えるひとが、恵まれていることを知ってか知らずか、他人の人生を滅茶苦茶に踏み躙る。怖い。2023/11/14

カミツレ

3
再読です。素材の事件について、あまり知らなかったので、その犯罪内容の酷さ、犯人の鬼畜ぶりに腹を立てながら読む。お金で誘われた外国人女性がメインターゲットだけど、ツーショットダイヤルで出会って被害に遭った日本人女性もいたそうな。若い女の子達にこういう本を読んで、ネットの出会いの向こう側にある危険性について知ってほしい!犯人の織原は無期懲役になったけど、出所してほしくない!2人死亡している+200人以上強姦しているのに、殺人罪じゃなく強姦到死罪止まりなんだよね。さて、最終章の刑事達の余生話は完全に蛇足。

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