文春文庫<br> 創意に生きる―中京財界史

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文春文庫
創意に生きる―中京財界史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 399p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167917708
  • NDC分類 322.155
  • Cコード C0195

出版社内容情報

名古屋を中心とする中京圏は、江戸期以来の豪商と外来の商人が混ざり、特異な経済発展を遂げた。日本の実業界を創った男たちの物語。

内容説明

「私はこれまで、中京財界について、その発展をあとづける纏まった財界史がないのを不便且つ残念に思っていた」―幕末から昭和初年の資本主義黎明期、保守的・非他的・消極的な名古屋の土地柄から創意をもって経済発展を成し遂げた経済人たちがいた。本名の杉浦英一名義で1956年に刊行された幻の処女作新装版。

目次

慶応年間
明治初年代
明治十年代前半
明治十年代後半
明治二十年代前半
明治二十年代後半
明治三十年代前半
明治三十年代後半
明治四十年代
大正元年‐三年間
大正四年-八年間
大正九年-十五年間
昭和二年-七年間
結びに代えて

著者等紹介

城山三郎[シロヤマサブロウ]
昭和2(1927)年、愛知県に生れる。海軍特別幹部練習生で終戦を迎え、21年、東京商科大学(現・一橋大)入学。卒業後愛知学芸大学(現・愛知教育大)で景気論を講ずるかたわら書いた「輸出」で32年、第4回文學界新人賞を受賞。34年、「総会屋錦城」で第40回直木賞を受賞した。平成8(1996)年、第44回菊池寛賞受賞。19年3月22日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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