文春文庫<br> 「独裁者」の時代を生き抜く27のヒント

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文春文庫
「独裁者」の時代を生き抜く27のヒント

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167917555
  • NDC分類 304
  • Cコード C0195

出版社内容情報

あらゆることがスピードアップするも政治は追いつかない。状況を一気に引っくり返す英明な指導者が待望されると警鐘を鳴らす一冊。

内容説明

アメリカ、中国、ロシア、サウジアラビアにジンバブエ…混乱の時代に、世界中で「独裁者」が支持を得るのはなぜ?政治にせよ経済にせよ国難にみまわれる日本で、物事の本質を見極めて生きるには?過去に学び、未来に備えるための「ニュースのそもそも」を、池上彰氏が解説します。佐藤優氏、村上世彰氏との対談も特別収録。

目次

第1章 なぜ「独裁者」が支持を得るのか?―米・中・露と悩める国々(薬物の横流しが生むアメリカ「経済」;米朝首脳会談は北朝鮮の「勝ち」?;中国で一番上の肩書は?;習近平への権力集中と中国発展への反作用;「独裁者誕生」の瞬間を中国で目撃!? ほか)
第2章 政治、経済、災害に人口減少…―日本を蝕む「国難」とは?(「カジノ法案」とシンガポールの関係;「移民は受け入れない」日本と技能実習制度の限界;規制だらけの日本の選挙;政界版「悪魔の辞典」;災害時「避難命令」がない日本 ほか)

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道記者、キャスターを歴任する。94年から11年間、「週刊こどもニュース」でお父さん役を務め、わかりやすい解説が話題に。2005年退職。以後、フリージャーナリストとして多方面で活躍中。東京工業大学リベラルアーツセンター教授を経て、16年4月より名城大学教授、東工大特命教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スリカータ

19
2018年の本に対談を加筆したもの。佐藤優さんや村上ファンドの人との対談は、とても興味深い。世の中を広く観る目が養われそうだが、すぐ忘れてしまいそう💦池上さんの新刊は平和ボケ防止に読んで行かないといけないなぁ。韓国の大統領の末路が哀れ。どこかで断ち切らないと。2021/11/20

スズコ(梵我一如、一なる生命)

11
2年前の本だけど、未だに面白かった。掲載誌の都合、難しい書き方もなく。この人は日本の知性だなぁと思う。しかし多忙だから、ちゃんと裏にリサーチチームも抱えているんでしょうなぁ。NHKの売れないアナウンサーからここまでの変化、ダメダメ40代社員としてはその経歴にも憧れます。2022/10/28

mintia

11
日本も様々な問題が山積しているが、世界はそれ以上かもしれない。そういう時代背景から独裁者がリーダーとして選ばれているのかもしれない。平和は与えられるものではなく、自分たちで作り上げていくものだ。2022/02/10

めるみ

5
2018年の本のバージョンアップ版といったところでしょうか。1章は世界にいる独裁者を広く浅く分かりやすく説明してくれます。米中露のリーダーについては、知っていてもスペイン、サウジ、シリア、ジンバブエについては新たに知ることが多かったです!2章は国内について池上さんらしい切り口で日本の国難を解説。特に災害時、避難指示が最高レベル、リベラルの説明が無学な私にとって役立ちました。池上さんいわくポストコロナも高齢者が牽引していくとのことでした。高齢者に負けずに若者世代よ!もっと発信していこう!と感じた次第です。2021/09/02

白いカラス

4
独裁者の一番の問題は、誰も逆らえないことから指導者に諫言したり、批判したりする動きが消滅することですね。人間は同じ過ちを繰り返すのですね。恐ろしい!!2022/11/24

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