出版社内容情報
元刑事の探偵は、失踪した男女の行方を追って、由布院へ向かう。だが、男は殺され、女は溺死、探偵も姿を消す。十津川警部は九州へ。
内容説明
元刑事の探偵・橋本は、会社の金を持ち逃げした男女を捜し九州へ向かう。観光特急「ゆふいんの森」に乗り、逃避行とは思えぬふたりを不審に思い始めた矢先、男は熊本城で殺され、女も溺死体で見つかった。なぜかその日の記憶がない橋本に殺人容疑がかかり…。十津川警部は元部下の無実の罪を晴らせるのか。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
昭和5(1930)年、東京生まれ。陸軍幼年学校で終戦を迎えた。都立高校卒業後、人事院に十年余勤務。作家をめざし多くの職業をへて、38年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞、作家デビュー。その後40年に「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞、56年「終着駅殺人事件」により第34回日本推理作家協会賞(長編部門)、平成16年に第8回日本ミステリー文学大賞、22年に第45回長谷川伸賞、31年に第4回吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ドットジェピー
5
面白かったです2021/06/19
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
5
2021年 6月10日 新装初版 旧文庫で読んでいます。2021/06/08
りこりり
3
おもしろかったです!
徳次郎
1
読んでから随分経った後、建設工事で大分に在住時に乗りました。「これが殺人事件の現場かぁ」、と、思って乗りました。 博多行きに乗ったのですが、由布岳が見えた時には感動しました。 なぜ、わざわざ、この列車で事件を起こすのかね?と。2022/02/10
りっこ
0
最後まで、どうなるのか、ワクワクした。由布院行ったことあるし、特急ゆふいんの森も乗ったことあるので、親近感があった2024/09/07