出版社内容情報
番所に清兵衛を訪ねてきた男。風烈廻りの与力として活躍していた頃に世話をした男だと気づいた清兵衛は、男の長屋を探すのだが……。
内容説明
風烈廻りの与力を辞して若隠居生活を楽しむ桜木清兵衛。家督を譲った息子の真之介から、頬に古傷のある男が町奉行所へ清兵衛をたずねてきたと聞く。かつて情けをかけた咎人だと考えた清兵衛は、男が住むという長屋を探しに出かけるが…。厳しさと暖かさをあわせ持つ清兵衛が、市井の揉め事を知恵と温情で斬る好評シリーズ。
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年熊本県生まれ。脚本家・放送作家などを経て94年作家デビュー。書き下ろし時代小説の人気シリーズが多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
72
武士の流儀 3巻。風烈廻り与力辞めて、若隠居の桜木清兵衛さんの廻りに揉め事が・・・暖かな温情で事を収める殺伐感が無く良いですね。2020/08/16
ごへいもち
11
一話ずつあっさりと解決するところが良い2024/12/29
ひさか
4
2020年4月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ3作目。誤診で隠居した50歳の清兵衛さんのおせっかいが面白い。うまくコトが運ぶのか、はらはらどきどきするのが楽しいです。2020/08/09
犀門
3
No.098★★★★☆市井の揉め事、あれこれありますなぁ。2020/08/14
goodchoice
2
とっくに読んでいたのに読了となっていなかった。このシリーズは今一番のお気に入りだ。2020/11/26