文春文庫<br> 悲しみの秘義

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文春文庫
悲しみの秘義

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167914141
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

もしあなたが今、このうえなく大切な何かを失って、暗闇のなかにいるとしたら、この本をおすすめしたい――(解説・俵万智)



宮沢賢治、須賀敦子、神谷美恵子、リルケ、プラトン、小林英雄、ユングらの、死者や哀しみや孤独について書かれた文章を読み解き、人間の絶望と癒しをそこに見出す26編。



「言葉にならないことで全身が満たされたとき人は、言葉との関係をもっとも深める」―-自らの深い悲しみの経験を得た著者が、その魂を賭けて言葉を味わい、深い癒しと示唆を

与えてくれる26編。



「一日一編読んでいる」

「自分の無意識のどこかに必ず染みてきて、涙がにじむ」

「どんな仕事でもそれを支えているのは、『語り得ない何か』。

その一つが悲しみである、という言葉の凄さに慰められた」



日経新聞連載時から話題を呼び、静かなロングセラーとなった一冊。



東日本大震災後の福島にて、柳美里さんが営む書店「フルハウス」では

2018年売り上げベスト6位に本書が入っている。



文庫化に際して「死者の季節」「あとがき」を増補。

内容説明

人生には悲しみを通じてしか開かない扉がある。宮沢賢治、須賀敦子、神谷美恵子、リルケ、プラトン―名著に記された言葉をひとつひとつ掘り下げ、著者自らが味わってきた深い悲しみの意味を探し求めた26の美しい文章。大切なものを喪い暗闇の中にいる人に、静かに寄り添う書。文庫化に際し「死者の季節」増補。

目次

悲しみの秘義
見えないことの確かさ
低くて濃密な場所
底知れぬ「無知」
眠れない夜の対話
彼方の世界へ届く歌
勇気とは何か
原民喜の小さな手帳
師について
覚悟の発見
別離ではない
語り得ない彫刻
この世にいること
花の供養に
信頼のまなざし
君ぞかなしき
模写などできない
孤独をつかむ
書けない履歴書
一対一
詩は魂の歌
悲しい花
彼女
色なき色
文学の経験
死者の季節

著者等紹介

若松英輔[ワカマツエイスケ]
1968年新潟県生まれ。慶応義塾大学文学部仏文科卒。「越知保夫とその時代 求道の文学」で三田文学新人賞評論部門当選、『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』で西脇順三郎学術賞、『詩集 見えない涙』で詩歌文学館賞、『小林秀雄 美しい花』で角川財団学芸賞と蓮如賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

163
ある番組で死にたくなったら読む本として紹介されていたので読んでみた。悲しみって人生に必要なんだなって思わしてくれる本だった!著者の若松英輔さんが色んな方の言葉を紹介して新しい輝きを与えている。私が心に残っている言葉は越智保夫さんの言葉である。人間を上から見ている人は、自分も同じ人間であることを忘れている。物がよく見えすぎている。高い所に行くのではなく低くて空気の濃厚な場所へ。そんな言葉が印象に残っている。没頭の没も沈むことを意味する。目標は高いよりも低くて深いことの方が案外面白いかなって思った!2022/01/06

KAZOO

127
若松さんのエッセイ集で日経新聞に連載されていたもので読んでいて思い出しました。ご自分の読んだ様々な書物から心にしみた文章をピックアップされて語られています。人柄がわかるような感じの選び方をされている気がしました。私も読書した後にこのような言葉を書いていきたい気がしました。2020/01/31

mukimi

124
audibleの2.5倍速で聴き始めてすぐ、これは文字を追い線を引き読みたい本だと思って読み直した。最愛の妻を亡くすという大きな悲しみを背負った筆者により、深い悲しみの中で紡がれた哲学者や詩人たちの涙の結晶のような言葉が掬い上げられ、丁寧に届けられる。悲しみは人と比べられないけれど、歴史の中にも同じ時代の人たちの中にも、悲しみを背負って生きた勇者達がいた。それを教えてくれるこの本によってどれだけの人が救われるだろう。小さな本に噛み締めたい言葉が並ぶ。精神的非常事態に思い出したい一冊として本棚に並べる。2023/11/21

いこ

104
NHKに「理想的本箱」という番組がある。毎回テーマに沿った3冊の本を紹介してくれる。この本は「もう死にたいと思った時に読む本」の回で紹介された、「悲しみとは何か」を考え抜いたエッセイ25編。人生の困難に直面した時、人は無意識に「言葉」を探すのだそう。自分の中の言葉にできない想いを、小説や詩などに求めるのだという。著者の提案は、人の言葉ではなく、自らが求める言葉を書いてみようということ。書くと知り得なかった人生の意味に気づくという。そこここに胸に響く言葉のある良書であった。勿論、本はまた付箋だらけになった。2022/10/30

アキ

97
人は生きている間に、他人の死を数多く経験する。かけがえのない人であっても、出会った時から別れは始まる。別れの時、人は悲しみに暮れる。どうすればいいのかわからなくなる。そんな時この本はそっと寄り添ってくれるだろう。悲しみとは、出会って初めて開かれるもう一つの言葉という世界への招待状なのかもしれない。須賀敦子の霧、川端康成の言葉、池田晶子の随筆、古今和歌集の歌。なぜ人は文を紡ぐのか、そんなことを考える。悲しみのどん底にあるとき思い出そう、この本を。かなしみが、哀しみから、愛しみをへて、美しみに変わるように。2020/05/09

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