内容説明
電車の座席に自分の「尻拓」が残ってしまったら、どうすべきか?歳をとったらひじまで梅干し化する現実を踏まえつつ、大股を開いて座っているおばさんに疑問を呈しながら、今日も我が道を歩んでいく。「明日できることは、今日やるな」が信条、世間の美意識の真逆をいく著者が、体について綴った抱腹絶倒エッセイ集(新装版)。
目次
腕
小腸
力こぶ
かかと
冷え性
喉
乳首
脇毛
顎
下痢〔ほか〕
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
昭和29(1954)年東京生まれ。日本大学芸術学部卒業後、広告代理店、編集プロダクション、本の雑誌社勤務を経て独立。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真香@ゆるゆるペース
135
群ようこさん初読み。…と思っていたら、何故か既知の話が。読みながら、15年以上前に職場の同僚が貸してくれた本だ!と思い出した。こちらは1994年に刊行された文庫の新装版で、著者や周囲の人々の体のパーツに関するエッセイ集になる。帯の「世間の美意識の真逆をいく」の言葉通り、103個の多様なテーマの話が面白おかしく綴られており、思わずニヤリとしてしまう。お世辞にも上品とは言えない、痔や鼻毛の話まで!赤裸々すぎ(笑)。体のコンプレックスを抱えているのは皆同じで、自分だけじゃないんだなーと、何だかホッとしたような。2021/05/23
chantal(シャンタール)
77
この作者さん初読み。若い頃(30代)の作者が体のあちこちの部位について語るエッセイ。太い脚とか、濃い眉毛とか、似たような悩みを持ってたんだなあ・・と、笑った😅2021/09/09
Eriko M
9
群さんの30歳くらいの体にまつわるエッセイ。今とは違う感じでとんがっていたりする部分がある。年代的には今の私と同世代だけど、時代の違いもたくさん感じて面白かった。 ★★★☆☆2019/10/10
Ai
7
群さん30代のころに新聞に書かれていたコラムのまとめ本。書き方がはすっぱに感じてあまり好きじゃなかったな。2019/09/20
bluelotus
5
★★★☆☆ 体の部位でこれだけの数のエッセイを書けるだなんてただただ凄い!人は何かしら体にコンプレックスを持ってるんだなぁと共感できる。2019/09/29
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