文春文庫<br> 小林カツ代伝―私が死んでもレシピは残る

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文春文庫
小林カツ代伝―私が死んでもレシピは残る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167912666
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

内容説明

“家庭料理のカリスマ”と称された天性の舌はどのように培われたのか。その波瀾万丈の生涯を、伝説のレシピと共に描く決定版評伝。

目次

第1章 料理の鉄人
第2章 小林カツ代の家庭料理とは何か?
第3章 大阪大空襲
第4章 カツ代を育てたミナミの味
第5章 料理研究家・小林カツ代誕生
第6章 母として、女としての葛藤
第7章 天命

著者等紹介

中原一歩[ナカハライッポ]
1977年生まれ。高校卒業後、博多の屋台で働きながら、地方紙や週刊誌で執筆活動を始める。フリーランスの記者として、「AERA」の「現代の肖像」や「文藝春秋」など、数多くの雑誌やウェブ媒体にルポルタージュを発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mahiro

11
子育ての時代小林カツ代さんの本には随分おせわになった。私も料理やお菓子を作るのは大好きだったが「手間は省いても手は抜かない」ケーキや料理は目からウロコだった。本書はカツ代さんの生い立ちや生涯について多くのページを割いているが、本当に立ち止まる事をせずひたすら前を切り拓いて前進する 人生だったが家庭生活には疑問を感じる、元ご夫君には同情するなあ… 2019/06/25

量甘

11
昭和から平成の時代を駆け抜けた料理研究家・小林カツ代さんの味の原点から、歩んでこられた人生について語られている。『興味を持つ。知識を得る。行動に移す。世界が広がる』、を実行し続けた熱量の高さに圧倒されてしまった。表紙のお写真が懐かしく思い出される。何度も作って覚えた、いくつかのレシピをこれからも大切にしていきたい。2019/04/21

むさみか

5
お嬢さん時代はまったく料理をしたことなく その反面 美味しいものを食べなれていたため 自分の不味い料理に絶望して 料理の腕を上げたというのがすごい そのために小林先生の料理は 非常に合理的で ただの手抜きじゃない 美味しくなるポイントには ちゃんと手をかけている そして 調味料を細かくしないことで 各家庭の味が出るというのが味噌 2020/10/26

読書熊

5
引き込まれた。小林カツ代さんの人生とともに、筆者の語り、そして小林さんへの深い愛情と確かな取材に引き込まれた。時代を切り開く人は、向こう傷を受けてしまうものなんだろう。それでも、料理を愛し続けた小林さんの生き方に深い感銘を受けました。2020/01/15

モビエイト

4
小林カツ代さん、たくさんのレシピを開発し、料理を身近な物にした先駆者。働く女性の為に時短料理を作ったり、突然アメリカに留学したり、行動力のある人だったのだと思いました。 小林カツ代さんのレシピは不滅です。2019/05/03

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