文春文庫<br> 名画の謎―対決篇

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文春文庫
名画の謎―対決篇

  • 中野 京子【著】
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  • 文藝春秋(2018/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167911287
  • NDC分類 723
  • Cコード C0195

出版社内容情報

同じように女性のヌードを描き、まったく異なる評価を得た二作。その理由とは? 様々な観点から絵画を対決させ、真相を紐解きます。ヌードは芸術? スキャンダル?

異性愛と同性愛、恍惚の極みは?



同様の題材や図柄なのに、その意味や世の評価は時に正反対。

2枚の絵を比べることで、初めて見えてくることがある!

人気シリーズ「名画の謎」第4弾は、スリリングな「対決篇」です。



■ストレート VS ゲイ(死んでもいい)

クリムト『接吻』/カラヴァッジョ『聖マタイの殉教』

■昼の顔 VS 夜の顔(パリのダンス場)

ルノワール『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』/ピカソ『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』

■金持ち父さん VS 貧乏父さん(不肖の息子)

ゴッホ『画家の祖父の肖像』/セザンヌ『「レヴェヌマン」紙を読む画家の父』

■絶賛ヌード VS スキャンダラス・ヌード(横たわる美女)

ティツィアーノ『ウルビーノのヴィーナス』/マネ『オランピア』

■ブギウギ VS 孤独(アメリカンな都会)

モンドリアン『ブロードウェイ・ブギウギ』/ホッパー『ナイトホークス』

……ほか、全20比較!



国も年代もさまざまな絵の背景を紐解き、比べていくと、

「人間」の真実まで読み解ける――!?



◎紹介する名画40点は、すべて美しいビジュアルにこだわったオールカラーで掲載しています。

中野 京子[ナカノ キョウコ]
著・文・その他

内容説明

そっくりの構図で裸婦を描いた2枚。片や絶賛され、もう一方は物議をかもした。その理由は?絵画監賞に新たな視点を提示した著者による人気シリーズ第4弾は、様々な名画たちが対決。ピカソとルノワールが同じテーマで描いた2枚、美しき肖像画の王妃たち、父の悲哀、性愛の絶頂をめぐる情熱…。絵画の世界は広く奥深い!

目次

死んでもいい ストレートvsゲイ―クリムト『接吻』/カラヴァッジョ『聖マタイの殉教』
パリのダンス場 昼の顔vs夜の顔―ルノワール『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』/ピカソ『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』
不肖の息子 金持ち父さんvs貧乏父さん―ゴッホ『画家の祖父の肖像』/セザンヌ『「レヴェヌマン」紙を読む画家の父』
飛翔する赤ん坊 神の御使いvs恋のいたずら者―ムリーリョ『無原罪の御宿り』/ヴィアン『キューピッド売り』
嫌われ老人 セクハラvs殺人―ジェンティレスキ『スザンナと長老たち』/ヴーエ『希望と愛と美に打ち負かされる時』
横たわる美女 絶讃ヌードvsスキャンダラス・ヌード―ティツィアーノ『ウルビーノのヴィーナス』/マネ『オランピア』
音楽家 天才vs無名―ドラクロワ『ヴァイオリンを奏でるパガニーニ』/ブリューゲル『農民の踊り』
映画を彩る絵 狂気vs打算―ブレイク『ネブカドネザル』/ミレイ『オフィーリア』
男の美貌 国王vs殉教者―リゴー『ルイ十五世の肖像』/レーニ『聖セバスティアヌスの殉教』
麗しの王妃 オーストリアvsフランス―ヴィンターハルター『オーストリア皇妃エリザベート』/ヴィンターハルター『フランス皇妃ウージェニー』〔ほか〕

著者等紹介

中野京子[ナカノキョウコ]
北海道生まれ。作家、ドイツ文学者。2017年開催「怖い絵展」特別監修者。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや歴史解説書をもとに、絵画エッセイや歴史解説書を多数発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

174
古今の名画を、ある対比するテーマで対決させたシリーズ本。各章、短編で読みやすいが、多少物足りなさも。2024/02/11

けやき

49
「名画の謎」第4弾。対決篇ということで、1つのテーマで2枚の絵を比べる。麗しの王妃対決がよかった。同じ画家によるオーストリアとフランスの王妃の絵で違いが興味深かった。2023/09/25

坂城 弥生

45
章ごとにテーマに沿った2作品を比較していてわかりやすかった。2022/03/11

トムトム

40
アーティストの破天荒な人生が面白い1冊でした。ルーベンスさんが常に絶頂、幸せ平和な人生だったと聞いて羨ましい…。そんな天才もいるのね。2020/10/09

青蓮

39
「対決」とあるからどんなのかなと思ってたら、主となるテーマをもとに二人の画家の作品を比較しながら製作背景を遡っていくというもの。作者の生い立ちや生き様比較もあり斬新な見方もありで興味深かった。やはり中野京子のエッセイは面白い。2018/09/02

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