文春文庫<br> 波止場浪漫〈下〉

電子版価格
¥815
  • 電書あり

文春文庫
波止場浪漫〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167910686
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



諸田 玲子[モロタ レイコ]
著・文・その他

内容説明

次郎長の死を境に世情は様変わり。戦争が始まり、けん自身にも驚天動地の出来事が襲いかかり、希望にあふれた日々は暗転。明治から大正へと激しく動く。忍苦を強いられる市井の人々、苦界の女たちや子供たちをけんは放っておけない。二十年前に姿を消した西洋医がなぜ清水に戻ったのか?次郎長の娘の恋の行方は。

著者等紹介

諸田玲子[モロタレイコ]
静岡県生れ。上智大学文学部英文科卒業。外資系企業勤務を経て、翻訳、作家活動に入る。1996年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞、07年『奸婦にあらず』で第26回新田次郎文学賞、12年『四十八人目の忠臣』で第1回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。江戸ものシリーズほか、平安朝、戦国時代、明治、大正、昭和など多岐にわたる時代に題材をとった小説を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらさん

1
芯の強い女性を主人公に、文明開化の頃の厳しい社会の動きや戦争に翻弄された人たちの不器用でたくましい生き方が描かれていた。不倫やケンカなど決して褒められたものではないけど、かっこいいのが何だか悔しい。ハードボイルドだなぁと思う。2020/05/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12763698
  • ご注意事項