出版社内容情報
長崎・出島のカピタンの定宿長崎屋では、宿泊するものがいないのに不穏な様子。一体何が起きているのか? 根岸の名推理が冴える。
内容説明
渋谷の南、白金あたりで立て続けに、裕福な家の若い娘四人ほどが行方知れずになった。およそ半月ばかり前の話だそうだ。この話が奉行所に届いていないことに不審を覚えた根岸は探索を命じた。同じころ市中のそこかしこで、金髪の大柄な娘が目撃された。誰かを探しているようだ。無関係に思えた二つの事件がやがて一つに。
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒。93年『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞。2002年に、第1回北東文芸賞を受賞。15年に「耳袋秘帖」シリーズで、第4回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。15年『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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み
23
さくさくと♪坂巻さん良かった(^o^)次作から顔ぶれが変わるのかな?わるじいの2人の現役での活躍が読めるのか?期待しちゃう。2018/05/31
雨巫女。
14
《私-図書館》坂巻さんとおゆうさんが、嬉しい結果に、ウルウル。このシリーズどこから、読んでも違和感ない。2020/08/03
真理そら
14
ついに坂巻に春が来た。そして配置換え(駿河台の屋敷に)。栗田は吟味方へと出世。次回からは剣の腕の立つ初々しい若林がスタッフ入り?『~殺人事件』シリーズと『妖談~』シリーズのスタッフが合体したころから人数が多めな気はしたけど、『~殺人事件』から読み始めた身にはすこしさびしい配置替えかも…。今回は若い女の失踪事件の謎を追う話だったけれど、アマソウネンおゆうさんががんばったので坂巻も頑張ることに…。2018/02/11
Hugo Grove
12
再読2018/12/12
Hugo Grove
10
再読2021/01/09