出版社内容情報
地理を愛する参考書編集者・麻子。難事件を地理の知識で見事解決。刑事コロンボより可愛く古畑任三郎よりユーモラスな地理ミス5編。
青柳 碧人[アオヤギ アイト]
内容説明
密室に突如出現したアリの群れ。殺人現場から消えた絨毯。アシスタントを殺害した少女マンガ家の偽装工作―謎を解くのは「地理の知識」!?あらゆる地理トリビアを麦わら帽子の下の頭脳に詰めこんで、地理の講義で犯人の完全犯罪を突き崩してみせるのは、地理探偵・西川麻子!文庫オリジナルのライトミステリー小説集。
著者等紹介
青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年、千葉県生まれ。2009年、『浜村渚の計算ノート』で第三回「講談社Birth」小説部門を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
akky本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
98
西川麻子その2。連作短編集。本作でも地理トリビア満載で楽しめました。2017/12/26
takaC
71
158ページ(4話目の2節)まで麻子(まこ)の名前を「あさこ」と読んでました。名前は話の内容にほとんど関係ないから問題ないだろうけど。2017/11/01
papako
63
なんとなく目について、シリーズ2冊目。今作の方が地理の知識が事件解決につながっていたかな。地理って一言で言っても、文化や習慣、生活や歴史などなど、全てをひっくるめて『地理』なんですね。プルコギ食べたくなったような、食べたくなくなったような。ジャガの実が気になる。この作家さんの『浜村渚』シリーズ、気になってるけど、この本を読む限りは様子見かなぁ。2018/10/15
hnzwd
42
西川麻子シリーズ。 数学の浜村渚シリーズと比べると、地理の使い所が雑学的になってしまう所が少し残念。警察官の彼女が名探偵、っていうテンプレな設定は読みやすいし、出てくる地理ネタも好みなので、追いかけたいシリーズではあるのです。2017/04/28
ぽぽ♪
28
西川麻子シリーズ第二弾。今回も地理の勉強になるものばかりで面白かったです。サクサク読めて楽しいシリーズで、続編期待してます。2017/05/28