文春新書<br> ローマ教皇―伝統と革新のダイナミズム

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文春新書
ローマ教皇―伝統と革新のダイナミズム

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166615063
  • NDC分類 198.22
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ローマ教皇フランシスコが帰天し、アメリカ人初となる(267代)ローマ教皇が新たに選出された。フランシスコと同じく南米での活動が長く、前教皇の貧しい人々に寄り添う路線を引き継ぐと目されるレオ14世とはいかなる人物か?

映画『教皇選挙』のヒットに続き、フランシスコ葬儀の場でのトランプとゼレンスキーの会談、ヴァンス米副大統領を批判するレオ14世のXでの発言など、国際政治とのクロスにおいてもローマ教皇が再び注目を集めている。

学者から転身したベネディクト16世、世界の分断に橋をかけようと奮闘したフランシスコ、そして19世紀末のレオ13世の名を引き継ぐレオ14世――『聖書』に登場するイエスの使徒ペトロ以降、2000年以上連綿とバトンが受け継がれてきたローマ教皇とはいかなる存在か。混迷をきわめる国際政治に一石は投じられるのか。
トマス・アクィナスの研究者であり神学者・哲学者の著者が、フランシスコの遺産とともに綴る現代ローマ教皇論。



【目次】

第1章 SNS時代の教皇
第2章 フランシスコからレオ十四世へ
第3章 教皇フランシスコーー「橋を架ける」――
第4章 レオ十四世――「落ち着かない心」――
第5章 ベネディクト十六世――信仰・希望・愛――

内容説明

ローマ教皇とはいかなる存在か。学者から転身したベネディクト十六世、貧しい人々に寄り添ったフランシスコ、その路線を引き継ぐと目されるレオ十四世。神学者・哲学者の著者が、直近三代の教皇の言葉から二千年続く伝統と革新の知恵を読み解く現代教皇論。

目次

第一章 SNS時代の教皇
第二章 教皇フランシスコからレオ十四世へ
第三章 教皇フランシスコ―「橋を架ける」―(「橋を架ける者」としての教皇;「無関心というパンデミック」;アッシジのフランシスコの精神;伝統は動く)
第四章 レオ十四世―「落ち着かない心」―(教皇フランシスコの精神の継承;レオ十四世という名前の由来;「アウグスティヌスの子」;レオ十四世の媾和を読む)
第五章 ベネディクト十六世―信仰・希望・愛―(『神の愛』;『希望による救い』;『信仰の光』;「二人の教皇」のコラボレーション)

著者等紹介

山本芳久[ヤマモトヨシヒサ]
1973年、神奈川県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。千葉大学文学部准教授、アメリカ・カトリック大学客員研究員などを経て、現職。専門は哲学・倫理学(西洋中世哲学・イスラーム哲学)、キリスト教学。主な著書に『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書、サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Francis

14
西洋中世哲学研究者の山本芳久先生の新著。山本先生はNHK文化センターのオンライン講座「使徒言行録を読む」「創世記を読む」で講師を務められましたが、先生の学識に裏打ちされた講義はとても素晴らしく、お陰で私のカトリックの信仰も深まりました。その山本先生がカトリック教会の信仰を前教皇フランシスコ、新教皇レオ14世、先生が最も尊敬する学者と言っても過言ではないと語るベネディクト16世の言葉を通して信仰を持たない一般の日本人にも分かるように語る。日本では先の教皇選挙について保守派、改革派の対立が(以下コメント)2025/08/23

中島直人

2
読了、感想書くのは難しい。2025/09/05

ももいろ☆モンゴリラン

1
「『カトリックの総本山』って、宗教を別の宗教で言い換えてるだけだな…」『ローマ教皇』と『ローマ法王』って同じ? あぁ教皇に統一したんだ」くらいの知識しかないまま読み始めた。日本のメディアの報道の浅さによるのかもしれないな、と直近3代の教皇の発言や著物の紹介を見て思った。難解な聖書を時代に沿って解釈し救いの言葉にする、各教皇の比較も勉強になりましたが、もっとこう…何時に起きて毎日何をしてるんですか教皇って? ごはんは1日何回? 選ばれたらもう家には帰れないのかな? そういう俗なことを考えてしまう…2025/08/29

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