文春文庫<br> 後妻業

個数:
電子版価格
¥804
  • 電子版あり

文春文庫
後妻業

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月30日 04時08分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167906290
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

結婚相談所の男と、結婚した老齢の相手と死別を繰り返す女につきまとう黒い疑惑。世間を驚愕させた恐るべき後妻業を描く超問題作!小説が現実を凌駕した、あの話題作が文庫化&映画化!



結婚相談所の男と、結婚した老齢の相手と死別を繰り返す女につきまとう黒い疑惑。世間を驚愕させた恐るべき後妻業を描く超問題作!

黒川 博行[クロカワ ヒロユキ]

内容説明

91歳の耕造は妻に先立たれ、69歳の小夜子を後妻に迎えていた。ある日耕造が倒れ、小夜子は結婚相談所の柏木と結託して早々に耕造の預金を引き出す。さらに公正証書遺言を盾に、遺産のほぼすべてを相続すると耕造の娘たちに宣言した―。高齢の資産家男性を狙う“後妻業”を描き、世間を震撼させた超問題作。

著者等紹介

黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949年、愛媛県生まれ。京都市立芸術大学卒業後、高校で美術を教え、86年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞し、作家活動に入る。96年、『カウント・プラン』で第49回日本推理作家協会賞、2014年、『破門』で第151回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

544
DVDのポスターを見て気になった。黒川博行氏の作品は『疫病神』を読んで以来の二冊目。シリーズ二作目の『国境』が上下巻で長いので、なんとなく後回しにし続けて読み進めていなかった作家さん。登場人物の活きがよく、物語全体のテンポも相乗効果でどんどん良くなる。内面は描写されないにも関わらず、悪い奴ほど人間味があって、なんか感情移入してしまう不思議な魅力を発散。探偵の手で小夜子の過去が暴かれていく過程もとても面白く描かれており、長さをまったく感じさせない良作。2018/03/20

ミカママ

418
しょっぱなから、小夜子と柏木の会話にゲラ笑いしながら。「釣った魚にエサやったら、いつまでも死なへん」世の旦那さま方が聞いたら、腰抜かしそうな(笑)ドラマのような疾走感、大阪弁の妙味。ラストはちょっと残念だったかな~。ちなみに我が夫は、生きてる方が資産価値が高いことが判明してますので、大切にエサをやり続けております♪♪2017/04/29

射手座の天使あきちゃん

276
げに恐ろしきは「手練手管の欲ボケ婆あ」と恥っさらしの「色ボケ爺」ですね! 「親父頼むよ・母さん死んでもこんなことにならないでね」と祈りたくなりますね(笑) 大阪弁の掛け合いがテンポ良く、いっそ清々しいぐらいの悪党ぶりにお腹を抱えて笑いました 最後、小夜子に法の鉄槌が下らなかったのが残念ですが勉強になりました 公正証書よく憶えとかなくちゃ(笑)2016/08/07

小梅

252
初読み作家さんでした。面白かった〜ギリギリ映画が間に合うので午後から観て来ます。楽しみ(≧∇≦)2016/09/23

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

183
老い先短い老人を言葉巧みに騙して結婚し、その財産を根こそぎ奪ってしまうという「後妻業」。「厄病神」シリーズ以外の黒川さんは初めてだったけど、金の亡者というか、悪どい奴を書かせたら天下一品、っていうかどうしようもない悪党しか出てこない。いつものように軽快でポンポンと進む大阪弁の会話もテンポが良いね。怖い話だよなぁと思うが、これが上梓された時に実際に似たような事件もありましたよね。事実は小説よりも奇なりと言うが怖い世の中になりました。★★★★2016/06/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10908810
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品