出版社内容情報
叔父の善次郎が神田で古着屋「更紗屋」を始めることになり、希望に胸を膨らませるおりん。ところが、思いがけない災難が振りかかる。
八百屋お七と出会ったおりん。おりんの心に恋の炎が燃え上がる
叔父の善次郎が神田で古着屋「更紗屋」を始めることになり、希望に胸を膨らませるおりん。ところが、思いがけない災難が振りかかる。
内容説明
実家の呉服屋も父も亡くし、京から江戸へやってきたおりんにやっと明るい年明けが訪れそうな師走。なぜなら叔父の善次郎が、妻のおせんと神田で古着屋を始めるからだ。更紗屋の名を受け継ぐ店を開くことの喜びで胸がいっぱいのおりんだったが、思いがけない災難が降りかかる。大好評書下ろしシリーズ第4弾!
著者等紹介
篠綾子[シノアヤコ]
1971年埼玉県生まれ。東京学芸大学卒。第4回健友館文学賞受賞作『春の夜の夢のごとく―新平家公達草紙』(健友館)でデビュー。短篇「虚空の花」で第12回九州さが大衆文学賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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