文春文庫
サクラ秘密基地

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  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167904401
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

仲良し四人組の少年が作った秘密基地の思い出が涙を誘う表題作ほか、夕焼けのような郷愁と残酷な記憶が織りなす、哀切に満ちた六作。

直木賞作家が贈る哀しくも残酷な物語

仲良し四人組の少年が作った秘密基地の思い出が涙を誘う表題作ほか、夕焼けのような郷愁と残酷な記憶が織りなす、哀切に満ちた六作。

内容説明

仲良し4人組で作った秘密基地。誰も知らないその場所に、少年たちは毎日のように入り浸っていた。ある日、母子家庭のショースケが家出すると言いだし、基地に泊まりこんだが…(「サクラ秘密基地」)。遠い昔に撮った写真、そこに写し出された哀しい記憶と残酷な現実―短編の名手が贈る哀切に満ちた六編。

著者等紹介

朱川湊人[シュカワミナト]
1963年大阪府生まれ。慶應義塾大学文学部卒。出版社勤務を経て、2002年「フクロウ男」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。翌03年、「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。初の著書となった『都市伝説セピア』が直木賞候補となり、05年、『花まんま』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アッシュ姉

81
今年最後の一冊は好きな作家さんで締めたいと朱川さんをセレクト!白も黒も好きな朱川さんですが、後味悪いものもあってヒェェ、そんなぁと思ってしまうものも。「サクラ秘密基地」はらしさも光るけど、やっぱり切ない。「黄昏アルバム」ラスト一行いるぅ~?!でも最後の「スズメ鈴松」が良かったので、終わりよければすべてよし!2017/12/31

ふう

66
写真と死と、悲しい記憶が織りなす短編6話。多くの方が書かれているように、愛されなくても親を愛し続けた少年の話と、自分の子ではないのに深い愛情で守り育てた男の話が心に残りました。公園で死にかけたスズメをずっと撫でてあげていた場面の、あの温かさとやりきれなさ。人は大切なものをちゃんと手の中につかまえておきたいと願うのに、願いは届かず、大切なものを失うことの方が多いのかもしれません。2015/10/30

はつばあば

58
写真は嫌いです。性格まで写し撮られているような。しかも凄く老けて?実際の年齢を写してくれるのですから(-_-メ)。でもよく考えてみれば一番若い写真なんです。今日という日は過去に繋がるのですから。それ以来遺影に娘達が悩まなくて済むように1年に1度位は撮ってもらうように。幼い頃の写真には若い母と私。でも私の頭の映像はいつも父に肩車をしてもらっている私が・・。私も父にしてもらったように娘達を肩車してたけれど・・覚えていてくれるかな^_^;などと幸せだった頃を思い出させてくれた。哀しい記憶も笑顔の写真で帳消しに2015/09/20

佐島楓

55
陰惨な物語が多くて、読んでいて気が滅入って仕方がなかった。朱川さんの作品はおそらく五冊目。まだこうと決めてしまうのは速すぎる。2015/11/07

雨音@灯れ松明の火

52
昭和ノスタルジー。相変わらず朱川さんの作品はとても好みです。残酷な話ばかりでしたが、特に表題作の「サクラ秘密基地」は衝撃的でした。これが朱川さんの持ち味なのでしょうか。「月光シスターズ」は予想通りの真相でした。そして、多くの方同様に、「スズメ鈴松」が白眉だと思います。次回は残酷じゃない朱川作品が読みたいです(あるのかな?)2016/03/21

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