出版社内容情報
公立図書館の私企業との提携を進めるエンジニアが誘拐された。サイバー犯罪捜査官とはぐれ者ハッカーのコンビが個人情報の闇に挑む。
いま、そこにある個人情報の危機を描く警察小説
公立図書館の私企業との提携を進めるエンジニアが誘拐された。サイバー犯罪捜査官とはぐれ者ハッカーのコンビが個人情報の闇に挑む。
内容説明
京都府警サイバー犯罪対策課の万田は、ITエンジニア誘拐事件の捜査を命じられた。協力者として現れたのは冤罪で汚名を着せられたハッカー、武岱。二人の捜査は進歩的市長の主導するプロジェクトの闇へと…。行政サービスの民間委託計画の陰に何が?ITを知りつくした著者が描くビッグデータの危機。新時代の警察小説。
著者等紹介
藤井太洋[フジイタイヨウ]
1971年、鹿児島県奄美大島生まれ。2012年、ソフトウェア会社に勤務するかたわら執筆した長編小説『Gene Mapper』を電子書籍で自費出版。異例の話題を呼んだ同作は、加筆訂正ののち、2013年に『Gene Mapper‐full build‐』として商業出版される。2014年発表の第2長編『オービタル・クラウド』で、第35回日本SF大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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