出版社内容情報
桃園の誓いから諸葛孔明の死まで――「三国志」を愛する薀蓄過剰な二人が名場面の舞台、登場人物、名句・名言を語り尽くした放談録!
曹操69点、劉備57点、孔明は……?
桃園の誓いから諸葛孔明の死まで――「三国志」を愛する薀蓄過剰な二人が名場面の舞台、登場人物、名句・名言を語り尽くした放談録!
内容説明
桃園の誓いから諸葛孔明の死まで―十代の頃に吉川英治で親しんで六十余年。「三国志」には一家言ある蘊蓄過剰なふたりが「名場面の舞台を訪ねてみたら」「登場人物を採点すれば」「名言至言から学ぶこと」などについてくりひろげる放談録。人生に役立つヒント満載!曹操69点、劉備57点、孔明は…くすっと笑える人物採点表付き。
目次
1 悠久の大地と栄枯盛衰―現地探訪・遺跡への旅(黄河流域;長江流域 ほか)
2 曹操69点・劉備57点…英雄・豪傑を採点すれば(三国以前;三国のトップたち ほか)
3 孔明74点周瑜68点…軍師・謀将を採点すれば(蜀;魏 ほか)
4 水魚の交わり・蟷螂の斧―名言至言から学ぶこと(泰山鳴動して…;白波 ほか)
5 喪を秘して軍を返すや星月夜―俳句と川柳でみる名場面集(桃園の誓い;呂布と貂蝉 ほか)
著者等紹介
安野光雅[アンノミツマサ]
1926年島根県津和野町生まれ。山口師範学校研究科修了。1950年美術教員として上京。教員のかたわら、本の装丁などを手がける。1961年教師を辞め画家として独立。1968年、文章がない絵本『ふしぎなえ』で絵本界デビュー。以降、独創性に富んだ作品や、淡い色調の水彩画の風景などを多数発表。1974年度芸術選奨文部大臣新人賞、ケイト・グリナウェイ賞特別賞(イギリス)、最も美しい50冊の本賞(アメリカ)、国際アンデルセン賞などを受賞
半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年東京生れ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専門取締役、同社顧問などを歴任。1993年『漱石先生ぞな、もし』で第12回新田次郎文学賞、1998年『ノモンハンの夏』で第7回山本七平賞、2006年『昭和史』(全二巻)で、第60回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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