出版社内容情報
「世界一長い駅名とは」「世界初の国旗は?」などなど世界地理のトリビアで難事件を見事解決。地理マニア麻子の地理推理事件簿。
読めば地理の楽しさを学べるユーモアミステリー
「世界一長い駅名とは」「世界初の国旗は?」などなど世界地理のトリビアで難事件を見事解決。地理マニア麻子の地理推理事件簿。
内容説明
老富豪は土蔵に閉じ込められて死んでいた。事故と思われたが、なぜか床は一面、真っ赤に塗られていて―完全犯罪に挑むのは「地理」をこよなく愛する地理ガール探偵、西川麻子。遺言状に隠された地図記号の暗号、アフリカの湖にまつわる意外すぎる犯罪ほか、世界地理のトリビアで6つの謎を解き明かす。新感覚ミステリー。
著者等紹介
青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年、千葉県生まれ。2009年、『浜村渚の計算ノート』で第三回「講談社Birth」小説部門を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
108
西川麻子その1。連作短編集。倒叙ものなんで楽しめましたが、結局鳩時計は何だったの?2017/12/26
mocha
100
数学ミステリーの次は地理ですか。青柳さんらしくトリビア満載の短編集。『浜村渚の〜』とは違って現実的な事件を扱っているものの、鳩時計を抱えた刑事って?学習塾向け地理テキストの編集者・西川麻子の、パソコンを介した謎解き講釈がなかなか面白い。中高生が地理に興味を持つかも?この調子で国語、英語、理科と、全教科でユニークな探偵を生み出してほしい。2015/10/15
雅
75
国旗の由来や世界一長い駅名など、地理のトリビアが楽しい。笑えたり、しんみり出来たりミステリとしては軽いけど、悪くはなかった2020/02/16
hnzwd
75
数学に続き、今度は地理!地理の教科書作りを仕事とする主人公が、恋人が巻き込まれた事件の真相を、地理の薀蓄を使って解決するというストーリー。とにかく読みやすい。きちんとミステリしてますし、地理の薀蓄も満足の一冊でした。2014/12/05
takaC
69
福家警部補を意識したかのような似たような倒叙形式の事件簿(短編集)だった。中沢警部の鳩時計の秘密が明かされなかったのでこれはシリーズ物として続いていくっってことか。ちょっと物足りない感じのシリーズだけどウォッチしとくよ。2014/12/12