出版社内容情報
飲む。打つ。書く。言い知れぬ哀しみを抱えながらもひたむきに生きる、若き日の著者。往年の人気連載「二日酔い主義」がよみがえる。
大ベストセラー「大人の流儀」の原点をたどる
飲む。打つ。書く。言い知れぬ哀しみを抱えながらもひたむきに生きる、若き日の著者。往年の人気連載「二日酔い主義」がよみがえる。
内容説明
旅に病み、酒に病み、博打に病む。倒れ臥した病床へも、無頼の誘惑は忍び寄る。生きていくのも楽ではないが、生きてさえいれば、いつかは花が咲くだろう。今はこの二日酔いをなんとかせねば…。伊集院静の偽らざる心情を綴ったエッセイから47作を厳選。哀しみを抱えながらも従容として生きた作家の“若き日々”がよみがえる。
目次
一九八八年―『あの子のカーネーション』より(あの子のカーネーション;父のプロ野球論 ほか)
一九八九‐一九九〇年―『神様は風来坊』より(雨の中の少年;闇の中の微笑 ほか)
一九九〇‐一九九一年―『時計をはずして』より(月と星の夢;お月さんに似ている ほか)
一九九二‐一九九三年―『アフリカの燕』より(素直な背中;早起きは三ピンの得 ほか)
一九九三‐一九九四年―『半人前が残されて』より(無用の用;新幹線“のぞみ”窒息死寸前事件 ほか)
著者等紹介
伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年、山口県生まれ。立教大学文学部日本文学科卒業。1991年「乳房」で第12回吉川英治文学新人賞受賞。92年「受け月」で第107回直木三十五賞受賞。94年「機関車先生」で第7回柴田錬三郎賞受賞。2002年「ごろごろ」で第36回吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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