文春文庫<br> 江戸前の素顔―遊んだ・食べた・釣りをした

電子版価格
¥580
  • 電子版あり

文春文庫
江戸前の素顔―遊んだ・食べた・釣りをした

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 263p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167901301
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0195

出版社内容情報

江戸前の海は日本一の漁場であった。下町生まれの元釣り雑誌編集長が回想と共に本来の江戸前の海の姿、食文化、言葉の由来を綴る。

江戸前の海は日本一の漁場であった!

江戸前の海は日本一の漁場であった。下町生まれの元釣り雑誌編集長が回想と共に本来の江戸前の海の姿、食文化、言葉の由来を綴る。

内容説明

昭和30年代まで、江戸前の海は、日本一の漁場だった。浅草海苔はもちろん牡蛎の生産高でも輝かしい首位を獲得。豊かな海で獲れた新鮮な魚介を素材に天ぷら、鮨など食文化が開花した。深川に生まれ育ち、原風景を知る著者がその体験や老漁師からの聞き取り取材、故事来歴に至るまで、あらゆる知識を集大成した「江戸前の博物誌」。

目次

第1章 食通も知らない本当の江戸前の味
第2章 ウナギ(鰻)と江戸前
第3章 天ぷらと江戸前
第4章 鮨と江戸前
第5章 江戸前が育んだ魚食文化
第6章 豊饒の漁場・江戸前
第7章 江戸前の釣り
第8章 「江戸前」の定義と復活の息吹

著者等紹介

藤井克彦[フジイカツヒコ]
1946年、東京・深川生まれ。釣りジャーナリスト。江戸前の漁業・食文化史研究家。幼少から釣りを趣味とし、雑誌『つり情報』『磯・投げ情報』などの編集長を歴任。海のルアー雑誌の創刊、釣りのビデオ製作なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

16
過去の時代の食文化を体験するならば古代ローマか江戸時代後期の江戸前の食文化かなあとこの本を読んで実感した。釣ったハゼを天ぷらで料理してくれる天ぷら船等は実際に体験してみたいし、埋め立てで失われた文化が多いのが惜しまれる。2023/05/12

getsuki

2
江戸前とはどんなものなのか?釣りを愛し、幼い頃から江戸前の何たるかを叩き込まれた著者が語る江戸前の魅力、そして未来へと繋がる取り組みにまで言及している良書。ただ、釣りに詳しくないため途中で読むのが辛い部分もあったのはここだけの話。2014/07/18

姐御

0
昔の食について調べている時に出会った。 釣りのあたりはちょいと興味のない部分ではあったが、江戸の食の流行と変節が読んでいて楽しかった。 特にてんぷらの項はお気に入りです。2016/06/09

Hiroshi Asanuma

0
釣りを愛する著者の視点が食、歴史、現在、未来へと繋がっていて飽きない。 ハゼの天麩羅が食べたくなった〜。2014/07/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8081097
  • ご注意事項

最近チェックした商品