出版社内容情報
いつの世も恋はせつなく、苦しいもの。清和、陽成、宇多、三代の御世を舞台に、気鋭の女性作家が描くさまざまな愛と官能のかたち。
平安王朝で繰り広げられる狂おしい恋愛劇
いつの世も恋はせつなく、苦しいもの。清和、陽成、宇多、三代の御世を舞台に、気鋭の女性作家が描くさまざまな愛と官能のかたち。
内容説明
「余はこれから何人の女を抱かねばならぬのだろう」―時は平安。清和、陽成、宇多、若くして即位した天皇たちはそれぞれに孤独な屈託を抱えていた。そして、後宮の女たちは、そんな主上のお訪いを来る夜も来る夜もただひたすら待つのだった。いつの世も変わらぬ、身を滅ぼさんばかりの物狂おしい恋情を描いた時代絵巻誕生。
著者等紹介
宮木あや子[ミヤギアヤコ]
1976年神奈川県生まれ。2006年『花宵道中』で「女による女のためのR‐18文学賞」大賞および読者賞を受賞してデビュー。13年『セレモニー黒真珠』で「酒飲み書店員大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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