出版社内容情報
「蜩ノ記」で第146回直木賞を受賞した、現在最も支持されている歴史時代小説家の初エッセイ集。透徹した視点で過去現在を語る。
私は歴史の敗者を描きたい。その存在に意味はなかったのかと
「蜩ノ記」で第146回直木賞を受賞した、現在最も支持されている歴史時代小説家の初エッセイ集。透徹した視点で過去現在を語る。
内容説明
第146回直木賞を「蜩ノ記」で受賞したいま最も中高年に支持されている作家・葉室麟の初めての随筆集。他に江戸時代の博多を舞台にした短編小説「夏芝居」も収録。
目次
随筆 たそがれ官兵衛(墓場鬼太郎;黒田如水;るしへる ほか)
折々の随筆(松本清張『天保図録』政治の「悪」描いた時代小説;一本の矢;消された英雄 ほか)
直木賞受賞後に(早乙女さんのこと;柚子の花が咲くとき;わたしにとって男の理想像 ほか)
短編小説 夏芝居
著者等紹介
葉室麟[ハムロリン]
1951年北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年『乾山晩愁』で第29回歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。2007年『銀漢の賦』で、第14回松本清張賞を受賞。2009年『いのちなりけり』が第140回直木賞候補。同年、『秋月記』で第141回直木賞候補および第22回山本周五郎賞候補となる。2010年『花や散るらん』が第142回直木賞候補。2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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