出版社内容情報
小沢一郎裁判の鍵を握っていた「平成の政商」の告白から政官業癒着の核心に迫る。ゼネコン・マネーに群がった政治家、芸能人の実態。
「ここまで来ればしゃべらなあかん」
闇の政商が赤裸々に告白する「政・官・業」癒着の実態がここに。
アングラ・マネー取材において第一人者の著者による傑作ノンフィクションの文庫化。
福島原発から胆沢ダムに至るまで、ダーティ・マネーの臭いがする所には、必ずや水谷功の影がある。東電のトラブルの裏処理、小沢一郎との関係、裏金のつくり方、談合の実態、北朝鮮利権、有名演歌歌手を招いたディナーショー……。
カネに群がる権力者たちの実態を描き、日本の「裏側」をあぶり出す。
内容説明
福島原発から胆沢ダムに至るまで、ダーティ・マネーの臭いがする所には、「平成の行商」と呼ばれた水谷功の影がある。小沢一郎との関係、東電のトラブルの裏処理、裏金のつくり方、談合の実態、北朝鮮利権、有名演歌歌手を招いたディナーショー…。第一人者の著者による「政官業」癒着の実態を暴いた傑作ノンフィクション。
目次
第1章 始動―東京地検特捜部「裏金捜査」の端緒
第2章 汚職事件―電力事業で急成長した水谷建設
第3章 摘発―検察が乗り出した談合組織の解体
第4章 裏金づくり―捜査の網をかいくぐる術
第5章 北朝鮮利権―羽田空港建設の裏工作
第6章 西松建設事件―二階俊博事務所の影響力
第7章 人脈―政官界から芸能人まで幅広い交友
第8章 政治とカネ―小沢一郎へ渡った水谷マネー
終章 宴の終わり
著者等紹介
森功[モリイサオ]
1961年福岡県生まれ。岡山大学文学部卒業。『週刊新潮』編集部などを経て、2003年フリーランスのノンフィクション作家に転身。08年の「ヤメ検―司法に巣喰う生態系の研究」、09年の「同和と銀行―三菱東京UFJの闇」(ともに月刊『現代』掲載)の両記事が2年連続で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞」作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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有坂汀
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