内容説明
女の怒りもいろいろある。大阪から上京して文化の違いに驚いた「戸惑い怒り」。家族のボケをあかるく嘆く「つっこみ怒り」。愛するペットに対するひどい仕打ちに涙する「本気怒り」まで…。それでも怒りはためこまず、笑い飛ばしましょう!怒って笑って、最後はスッキリ。ストレス解消型エッセイ&4コママンガ。
目次
今日の言葉
クリーニング
スペシャルコース
交通事故
長電話
同窓会
使用中
花泥棒
パチンコ
考え過ぎ
漢字知らず
無欠席
部屋探し
100円玉
里帰り
キャッチセールス
青春
芸能人
机の下
チビのお墓
短気
プチ金持ち
テレビ出演
好き嫌い
サンタもいいけど
夢話
テレビに出る人
大バカもん
夢のためなら
著者等紹介
益田ミリ[マスダミリ]
1969年大阪府生まれ。イラストレーター。マンガの代表作『すーちゃん』『結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日』(以上、幻冬舎)では、30代女子のリアルを哀切深く描き、同世代の多くの女性から共感を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
168
4コマとエッセイ。両方面白くて共感できました。日々、小さなことから大きなことまで怒りたいことはたくさん出てくるけど、私も怒っている時、その怒りに哀しみが含まれているかを今一度考えて冷静になろうと思います。人に何か話すときも怒らせないように気を付けよう。2016/04/24
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
113
〈怒り〉をテーマにしたエッセイ&4コママンガ。好きなことを仕事にしたい。でも「夢のためなら何でもする」なんて冗談じゃない。偉いな♪ 肩肘はらず等身大の益田ミリさんのスタンスは、読んでいて心地よい。大阪と東京の文化の違い、言いたくて言えなかった文句、芸能人……怒りを明るく笑い飛ばせるってステキだ。「哀しみが含まれている怒りは苦しい」という言葉は、本当にその通り。若いとき、飼っていた猫のお墓に悪戯された時の怒りは、大人になっても傷として残っている。できれば、怒りを抱えずに、上手に受け流して生きたいですね。2014/12/26
mariya926
88
他の人はどんなことで怒ってるのかな?って思って読んでみたエッセイです。「怒りだけの怒りはまだ救われている。一番苦しい怒りは『哀しみ』が入っている怒りだ」と書いてある前書きで共感してわくわくと本を開きましたが、それ以降はあんまり共感出来ませんでした。怒ったというよりイライラしたって方があっている気がしました。ちょっと気になっていた本なので読めてよかったですY(><。)Y2017/02/03
mariya926
86
以前読んだ時は「分かる分かる」と思いつつ読んだ気がするのですが、今回は育児の中で様々な怒りというか憤りを感じた後に読んだせいか、前より共感できませんでした。しかも一昨日車を当て逃げされて警察に行ったのに警察も対応はよかったのですが、あまり動いてくれずにまだ怒りが残っているからかもしれませんが。ただ怒りの中に哀しみがある怒りが一番苦しい怒りというのは納得できました。妹さんの交通事故はもっと怒ってもいいのに!と思いましたが、それ以外のことはそれは怒ること?と思える内容も多かったような…久々のミリさんでした。2018/07/18
おくちゃん🌸柳緑花紅
84
爽快だ!!やっぱり益田ミリさんは大好きだ!!その怒りに哀しみは含まれているか?含まれていないなら大した怒りではない。なるほど…。女性集団が「華やか」から「賑やか」になる境目って(笑)愉しく読了。2014/12/15