文春文庫<br> とっぱくれ

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文春文庫
とっぱくれ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167759018
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

殺人の罪で服役後、極道の世界に飛び込んだ“とっぱくれ”(はねっ返り者)村上義一。組織内での栄達をひたすら目指すが、幼少から慕っていた兄貴分の美山と親分・松原との間で、徐々に微妙な立場に立たされてゆく―。高度成長期の神戸を舞台に、まっすぐに生きようとした男の姿を鮮烈に描く。

著者等紹介

浜田文人[ハマダフミヒト]
1949年生まれ、高知県出身。関西大学法学部卒。フリーランスの記者として新聞、週刊誌などに寄稿。2000年、『公安捜査』を発表し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くりのすけ

3
昔ながらの極道世界を題材にした小説である。とりわけ、高度成長期の極道世界が匂ってくるが、題材の割には軽く読める展開で、さくさくと読めた。脇役がまたいい味を出しており、人物描写も良かったのではないか。2014/09/16

1
さくさく読めたし面白かったが、主人公の人となり...顔がいまいち想像しにくかった。脇役のほうが魅力がありそうだなぁと思ったら、その脇のほうで続編がある。そちらに期待。2013/12/15

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