文春文庫
極上の調味料を求めて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 200p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167753993
  • NDC分類 596
  • Cコード C0195

内容説明

お醤油を買いに、香川へ行こう!日本人の食卓に欠かせない「さしすせそ」の醗酵調味料。歳月をかけてじっくりとていねいに作られた調味料は、シンプルな素材をご馳走に変える。醤油は香川へ、かつおぶしは鹿児島・枕崎へ、さらには塩の秘密を探りに沖縄は粟国島へ…。簡単レシピと“極上リスト”もついた超お役立ちルポ。

目次

第1章 お醤油を買いに香川へ行こう
第2章 究極のお酢は天橋立にあり
第3章 沖縄・粟国島の塩工場へ飛べ
第4章 最上の味噌は自分で作る
第5章 日本の魚醤は臭みより旨み
第6章 那須で美味しい味噌の“気”を感じた
第7章 鍋料理最強の友、海ぽん山ぽん
第8章 紀州の里に醤油が匂う
第9章 九州最南端・枕崎の最高級かつお節
第10章 飲めば美味なり三河のみりん
第11章 とびきりの胡麻油で幸せになる

著者等紹介

藤田千恵子[フジタチエコ]
1961年群馬県生まれ。ライター。日本酒の味わいのみならず、酒蔵の文化、造り手たちに魅せられ、全国各地の蔵元巡りをライフワークに。日本酒と醗酵調味料・醗酵食品のジョイントをはかる「醗酵リンク」主宰。長野県原産地呼称管理制度日本酒官能審査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やす

3
出てきた調味料すべて買ってみたくなった。 スーパーで安い調味料を適当に買うことに罪悪感を覚える。2021/12/05

hidari

1
こういう本を読むと、ちゃんと包丁持とう、とか、丁寧に料理しよう、とか、ありがたく使おう、とか色々前向きな気持ちにさせられる。(やるかどうかはさておき)。実際、自分が使ったことのある調味料など現れようものなら、ときめいちゃって仕方ない。その調味料が大好きになったりしてしまう。一軒一軒製造元を紹介しているのでいつか行ってみたいな、とも思う。また、著者の住いの近くにある鰹節屋さんで、娘さんが一片の鰹節をおやつに貰っているという逸話がたまらない。挿絵も可愛いくて本当に素敵な一冊。自分が料理好きでないことが残念…。2017/01/12

sd

0
読んでるだけでお腹がすいてくる非常に美味しい本、食後に読むのは危険なので食前に読むべき2012/09/25

ナウラガー_2012

0
浦霞の由来:鹽竈の 浦の松風 霞むなり 八十島にかけて 春やたつらん(源実朝、金槐和歌集)(塩釜の海岸を吹く風も、霧を含んでいるかのようにやさしく吹きわたる。数多くの島はいっせいに立春を迎えたのであろうか)【醤油】起源は紀元前の中国の「醤(ひしお)」。肉と塩を合わせたもの「肉醤(シシビシオ)」と呼れ、魚と塩を合わせたものは「魚醤」、野菜と塩を合わせたものは「草びしお」と呼ばれ漬物に進化した。豆と塩を合わせたものは「豆醤」で醤油のルーツ。日本の史料の中に初めて出て来るのが「大宝律令(701年)」で2012/05/13

うな

0
日本の食文化は発酵文化と言い換えることができるかも。真っ当な食品を作る職人文化が失われる時、日本の食文化に安全と豊かさも失われてしまうだろう。TPPや放射能汚染の拡大など食の安全保障が深刻な問題になる今こそ、「大切なもの」とは何か消費者も真剣に考える必要があるだろう。この本はそんかことを気づかせてくれる。2011/08/07

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