文春文庫
子どもの集中力を育てる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 217p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167753610
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C0195

内容説明

集中力のある子どもは勉強も遊びもよくでき、集中力のない子は何をやっても中途半端。この力を伸ばすには、3歳から小学校低学年までの「からだを使った教育法」が鍵になる。「軽いジャンプ」の暗誦法、「四股踏み」で股関節を鍛える、「回し読み」「一息方式」などの音読ゲームなど、ぐんぐん伸びる斎藤メソッド満載。

目次

1 からだが学びの質を高める(エネルギーを学ぶ構えに変える;学ぶ構えとは何か ほか)
2 集中力のあるからだをつくろう(エネルギーは使い切る;集中力の持続するからだをどうつくるか ほか)
3 子どもの中心感覚をつくる(中心感覚の喪失;立てない子ども ほか)
4 パドマ幼稚園の学び(人間性を育てる教育方針;身に刻んで「技」となる ほか)

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス・新潮学芸賞)、『声に出して読みたい日本語』(草思社・毎日出版文化賞特別賞)など多数。小学生向けの私塾「斎藤メソッド」主宰。NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の総合指導もつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

9
この本を手に取ったのは、タイトルにある通り「子供の集中力を養う」ための具体論。NHKの放送でも話題になったという呼吸法は参考になったものの、それ以外は…。 「パドマの機関誌に連載されたものに語り下ろしを加えたもの」と書かれている通り、パドマ幼稚園がいかに素晴らしい教育をしているのかに重点が置かれている。善し悪しではなく、期待していたものからは大きく外れていた。2017/06/25

kera1019

8
「型」の教育、子供の身体性、呼吸と中心感覚、まねる(盗む)力、エネルギーを出し切る、など「子どもの集中力を育てる」という言葉の範囲を超えて「なるほど、その通り。」と思うトコロが何箇所もあって、目から鱗でした。教育というと難しく考えてしまいますが子供と一緒にやるということ、一緒に過ごす時間がとても大切ということを改めて思いました。2014/06/23

梅屋敷

4
子供がエネルギーを使いきれるように、上手に負荷をかけていく…納得するところがたくさんありました。2014/06/22

no_hi

4
集中力のあるからだ作りは学びの質を高める。小学校3.4年のゴールデンエイジに備えて鍛えるべき。エネルギーは使い切る、呼吸(3秒吸って、2秒止め、15秒で吐くの繰り返し)、肚と腰を意識する、ハイテンポ、音読などが印象に残った。2014/06/21

no_hi

2
なんどでも繰り返し意識して子供と接しようと改めて思った。子供の可能性を狭めないようにしたい。2015/05/14

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