内容説明
「これでいいのだ!」の人生観で波瀾万丈の生涯を楽しんだ不世出の漫画家・赤塚不二夫。そのスピリットは父親から受け継がれたものだった―。旧満州での少年時代、漫画との出会い、伝説のトキワ荘などを綴るこの自叙伝から、破天荒な赤塚ギャグの奥深くに息づく“家族”というテーマが見えてくるのだ。
目次
戦中編(満州1)(誕生;お返し ほか)
終戦編(満州2)(8月15日前後;恨みと恩 ほか)
戦後編1(大和郡山・新潟)(親孝行な死;悪ガキ仲間 ほか)
戦後編2(東京)(化学工場;映画 ほか)
著者等紹介
赤塚不二夫[アカツカフジオ]
漫画家。昭和10年、旧満州生まれ。終戦後帰国。手塚治虫の『ロストワールド』に影響を受け漫画家を志す。31年、『嵐をこえて』でデビュー、石ノ森章太郎、藤子不二雄らが住む東京都豊島区のアパート「トキワ荘」に入居する。「漫画王」に連載した『ナマちゃん』を契機としてギャグ漫画の最前線に躍り出、以降『おそ松くん』『ひみつのアッコちゃん』『天才バカボン』『ギャグゲリラ』など、数々の傑作をものし、「ギャグ漫画の王様」と謳われる。平成10年、紫綬褒章受章。15年には東京都青梅市に青梅赤塚不二夫会館がオープンした。20年8月2日逝去(享年72)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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