内容説明
「初夏の枇杷」―未婚の象徴の色。「夕立の雨宿り」―夢のように美しい人だが甲状腺にご注意。「寿のいくら」―開拓者、創造者。世事に明るく、個性的で表現がたくみ。92年に開発されたユニークな固有名の500色の色鉛筆のために、色彩学の草分け的存在である著者が、その色の持つ特性やその色を好きな人の性格について書き下ろした楽しい自分発見の書。
目次
鯉のぼりの泳ぐ空
15世紀のカリブ海
ポセイドンの深海
早春の忘れな草
雨上がりのあじさい
琉球の瑠璃柳
大正ロマンの紅藤
3月3日ひなまつり
母の日のカーネーション
インドのマンゴー〔ほか〕
著者等紹介
野村順一[ノムラジュンイチ]
1927‐2004。東京・神田に生まれる。中央大学卒業、同大学院修了。元東洋大学教授。商学博士。建築、インテリア、アパレル、食品、照明などの各業界で、カラーコーディネート、デザインなどを指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Shinji
63
92年に開発された500色の色鉛筆。その固有名に色彩学の草分け的存在である著者が、その色の持つ特性やその色を好きな人の性格について書かれている本です。気分転換にいい本だわ!私の選んだ色は、「クリスマスの樅の木」は独創性・一心不乱、「初恋のミルクチョコレート」はユーモアのセンス・微妙なニュアンス・自然を愛する だそうです!占いみたいでおもしろかったよ〜!2015/06/03
のの
21
現在500色の色えんぴつ収集中です。この本自体は集め出す前から持っていて、色名とか、その色を好む人柄、性格などの解説をぱらぱらと読んで楽しんでしました。ただ、印刷だからしかたないとはいえ、本と実物との色味が違いすぎて、カラーチャートとしては使えませんでした…。色えんぴつ使いながら読むとたのしさが増します(´▽`)好みの色がありすぎて!時間を忘れて遊んでます。2013/11/30
ナキウサギ
11
読み終えたと、いうより常に手に届くところに置いてある。ひとが 求める色は、自身の好きな色とは また違い、、一日一日変わるもの。 500色あるとわたしの内面はとても 安心する。
E
5
フェリシモサイトで500色の名は全部目を通したんだけど。ふと眺めて、色と照らし合わせて読み返せるのはいいよな。図書館で借りたんだけど、買ってもいいなとも思う。しばらく保留にして、本当に欲しいか、冷ましてみよう。2010/05/26
Anne
4
色の名前が素敵。 想像力が広がる色の本。2009/05/31