内容説明
将来盲導犬になるように、生まれたばかりの仔犬を約10か月間、一般家庭で育てるパピーウォーカー。仔犬は愛情をいっぱいそそがれ、家族とともにたくさんの経験をして、人に対する信頼を持ちます。そして人も、仔犬を育てることでかけがえのない変化と幸福を受けることができるのです。人と仔犬の日々を写真と共に贈ります。
目次
プロローグ リオ命
1 ふたりの気持ち48日間
2 4つのバトンようこそ我が家へ
3 ファーム子供たちの心
4 ファイン夫の表情
5 フォーレ親への思い
6 フレンドやり直したかった子育て
7 4つの未来別れ
著者等紹介
石黒謙吾[イシグロケンゴ]
1961年金沢市生まれ。著述家・編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinupon
81
かわいいだけではなく、これから彼らの行く手には厳しいことも辛いことも待っているんですね。でも愛情を持って接してくれるパピーウォーカーにも頭が下がります。2017/06/03
青葉麒麟
5
記載されている沢山の写真が可愛すぎる(*≧∀≦*)母親は同じなのに性格がバラバラで本当に人間みたい。これからもっと可愛くなる段階で盲導犬協会に戻すのは辛いなぁ。でもその子が立派にお役目を果たしていれば苦労も報われるんだろうね。人間の子育てと一緒だ。2013/10/27
アン
3
★★★★☆母犬のリオから生まれた8頭、うち1匹は死産で可哀想だったが、産みの親となり、お世話をするブリーディングウオーカーに名前をつけてもらい庭に埋葬してもらう。生を受けた7匹はおっぱいがいらなくなるころ、それぞれの家庭7箇所のパピーウオーカーに引き取られて10ヶ月間、派ピーウオーカーのもとですごす。東京近辺ですごすその4匹とブリーディングウオーカーである方に焦点をあてた石黒さんの写真集&文章。それぞれの家庭が大事に愛情もって黄色い尻尾のある天使たちを育てる。写真が温かくて心をうつ。家庭の子供たちも最高。2014/10/02
りんご
2
感動した!2012/10/05