出版社内容情報
誰もがうらやむ玉の輿、美しきヒロイン美也子は三十歳の年の差婚!政界と企業の論理に翻弄される女たちを描いた圧巻のロマンス小説。
結婚は金のため? それとも……
誰もがうらやむ玉の輿、美しきヒロイン美也子は三十歳の年の差婚!政界と企業の論理に翻弄される女たちを描いた圧巻のロマンス小説。
内容説明
美しきヒロイン美也子は、三十歳の年の差婚で、秘書から大東商事のトップ土屋大和の後妻となった。誰もがうらやむ玉の輿に隠された生活の秘密。一方、美也子の弟・公平は、大東商事の支倉康郎のフィアンセ五辻桂と熱烈な恋に落ち、関係者の歯車は大きく狂いはじめる。日本とイタリアを舞台に繰り広げられる圧巻のロマンス小説。
著者等紹介
平岩弓枝[ヒライワユミエ]
昭和7(1932)年、代々木八幡神社の一人娘として生れる。30年日本女子大国文科卒業後、小説家を志し戸川幸夫に師事。ついで長谷川伸主宰の新鷹会へ入会。34年7月「鏨師」で第41回直木賞を受賞。平成3年「花影の花」で第25回吉川英治文学賞受賞。10年、第46回菊池寛賞を受賞。16年、文化功労者。テレビドラマ、芝居の脚本も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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万葉語り
30
平岩弓枝さんの作品。昔は貪るように読み、憧れた世界が、なんだか二時間ドラマのようなありふれた展開に感じられた。昭和を感じる登場人物たちに初出を確認したら、昭和50年だった。2015/08/09
なかなか
1
大好きな平岩弓枝 昭和に読んで平成に再読 いつの時代に読んでも面白い2016/03/16
サチ
1
世間は狭いって実感する本ですね。昔ながらの丁寧な日本語が素敵です。ちょっと憧れる話し方!早速、下巻を読みたいと思います。2013/05/10
真希子
0
真面目に生きる人に幸せは訪れず、お金があり、打算的な人間が主導権を握っている。 一度は幸せを諦めた桂。自分の想いとは違うと感じながらも現実から逃げることのできない美也子。それを取り巻く人たち。これからどうなっていくのだろう、と、後編も楽しみ。2016/02/08
コリス
0
本屋さんで見かけて気になって購入。男女のどろどろしたお話。おかげで先が気になって、睡眠時間を削られました。先が気になる、気になる。