文春文庫
カエサルの魔剣

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  • サイズ 文庫判/ページ数 574p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167705480
  • NDC分類 973
  • Cコード C0197

内容説明

西暦476年。ロムルス・アウグストゥルスなる13歳の少年が西ローマ帝国皇帝に擁立されたが、反乱により帝位を奪われる。ロムルスと彼を皇帝として遇する7人の男女の兵士たちは、ロムルスの首を狙う反乱軍の追っ手を逃れ、幽閉先のカプリ島を脱し、厳寒のアルプス、急流のライン川と、逃避行を続ける。第一級歴史冒険ロマン。

著者等紹介

マンフレディ,ヴァレリオ[マンフレディ,ヴァレリオ][Manfredi,Valerio]
作家、古代地誌学者。イタリア、ボッコーニ大学教授。ボローニャ郊外に妻と2人の子どもと住む

二宮磬[ニノミヤケイ]
1945年、静岡県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

無職さん㌠

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黄昏の西ローマ帝国から始まる古代末期冒険譚。西ローマ最後の皇帝ロムルス・アウグストゥルスは史実では隠遁して余生を全うしたものの、本作ではローマ軍団の生き残り達と共に脱出して新天地を目指す。タイトルのカエサルの魔剣が重要なモチーフになっている。ネタバレはコメントに。2017/01/24

まいご

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救出&逃避行、女戦士ヒロイン、戦友、因縁の宿敵、主人公の過去、と必要な要素がつめ込まれていて戦闘も多く楽しい。主人公は40代のくせに若々しい。後半は少年皇帝の成長と心の交流にフォーカスが移り活劇要素は薄まる。トーンダウンは否めないが仲間達が家族のように絆を深めていく過程も別の良さが有る。最後だけ急にコンパクトにまとめてそして伝説へ。へんな邦題で誤解させるがファンタジー要素はない。むしろないから面白くなっている。『最後のローマ軍団』じゃ駄目だったのかい?2016/08/16

gern

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魔剣じゃねーじゃねーか!2012/05/13

鐵太郎

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460年に生まれ、511年頃死んだとされている、西ローマ帝国最後の皇帝ロムルス・アウグストゥス(Romulus Augustus)の後日談というか、彼がもし生きていたらという設定の、マニアックな題材の歴史アクションです。映画化されたらしいけれどよくわかりません。面白いのだけれど、日本ではマイナーすぎる歴史でしょうね。2007/08/01

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