文春新書
発信力 頭のいい人のサバイバル術

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166605569
  • NDC分類 809
  • Cコード C0295

出版社内容情報

受身だけでは生きていけない!? これからの時代、求められるのは発信する力。どうしたら身につくのか、ベストセラー作家が伝授する。

内容説明

小学生から社会人まで、長年にわたり文章指導を行ってきた「小論文の神様」が、日本人の文章力不足、発信力不足を訴える。

目次

第1章 これからは発信の時代である(これからは発信の時代である;情報社会では評価はアピールで決まる ほか)
第2章 受信社会・日本(日本の集団主義の原因;オタク社会・日本 ほか)
第3章 発信社会を生き抜くための25の心構えとテクニック(今の自分をのりこえる!;今の自分以上のものを示す! ほか)
第4章 発信力をつける(まずは小論文から練習せよ;小論文とは何か ほか)

著者等紹介

樋口裕一[ヒグチユウイチ]
1951年、大分県生まれ。京都産業大学客員教授。作家。アフリカ・フランス文学翻訳家。「白藍塾」塾長。早稲田大学第一文学部卒業。立教大学大学院博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

B.J.

7
●発信能力が低下しているもう一つの原因、それは読書不足。読書は、受信に属する。だが、同時に受信は発信に不可欠。最近の若者は、受信能力も不足している。▼何かの情報に接するとき、書こうという意識がないと通り過ぎていく。ところが、それについて何かを書こうという意識があれば、その情報が身に入る。それを利用して何かを書こうとする。盗んでやろうと思ったり、それをヒントにして自分なりに考えたりする。そうするうちに、知識として身に付いていく。思考力もつく。他人に伝えたい気持ちも高まってくる。 ・・・本文より 2020/02/25

読書実践家

6
この方の文章は小論文の型がたえず意識されている気がする。小論文の型を意識すると発信時はもちろん、相手の話を聞く時も大いに役に立つことが分かった。2019/03/28

おらひらお

3
2007年初版。超初心者向けの本でした。ここからどの本に進むか、もしくはきちんと実践していくのかが問題になりそうですね。あと、受信するだけではだめなことも指摘しています。2013/11/04

ほじゅどー

3
★★★★情報化社会は発信力の時代だが、謙虚でおとなしい日本人は発信力が低い。発信力をつけるには小論文を書く練習が良い。社会的な問題を客観的に論じるのが小論文。出来事や体験を主観的に書くのが作文。小論文は作文より難しくない。2012/09/13

かるてぶらんしぇ

1
後半の小論文の添削がためになった。文章を書いていると話の流れが少しずつ主論とずれていき、最終的には全く関係ないテーマに対する結論で終わることが少なくない。ある程度時間をかけて書く文章ですらテーマがズレるのだから短文のレスバトルが明後日の方向に行きがちなのも当然。発信活動する際は気を付けようと思う。2021/07/28

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