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文春文庫
隣りのマフィア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 346p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167705053
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

井戸端アンジェリか

16
おお!マラヴィータが原題なのね。と、皆様の感想で気づく&嬉しい。だって何よりもマラヴィータの安否が気になったもの。だからラスト数行グッジョブ!!!さすがマフィアのワンコよ。面白かった。さすがマフィアの○○よねオンパレードエピソードも笑って済まそう小説だもの。 読中思ったのは、これって「帰ってきたヒトラー」を読んだ時と同じ面白さじゃんだった。悪党だけどヒーロー、言ってる事は正しいよね、でも....って感じ。自分に正直に生きるとこうなのか。うーん、次はベルに生まれ変わりたいです神様。2017/04/19

ネムル

4
映画化で『マラヴィータ』に改題復刊された作品。転向してフランスの片田舎に逃げてきた元マフィアのアメリカ・ファミリーが、住民をさりげなく血祭りに上げつつも街の信頼を得ていくヘン本。一家全員おもろいキレキャラだが、味方を売ったため家族から白い目で見られているヘタレパパがナイスすぎる。偶然見つけた古いタイプライターから突如自叙伝を描く(人差し指二本で)使命感に駆られ、町の上映会の『グッド・フェローズ』で暴走講演を始めたり、オフビートにイキイキと笑わせてくれるあたり、さすがは仏セリ・ノワールです。2013/09/14

4
映像的な描写が印象に残る作品。面白かったけどキャラクターの掘り下げが薄いので各主要人物に感情移入できず。もっと分厚い本で読みたい。2011/12/06

himehikage

3
この小説で輝いているのは、本筋とは関係なく挿入される、たくさんの登場人物たちのウイットに富んだエピソード。2008/09/15

けん

1
キャラの作りがラノベっぽい。ていうかラノベだな。2009/11/28

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