内容説明
2002年4月1日、朝起きると一篇の掌篇小説が頭の中に…というわけで、人気漫画家が小説を書き始めた。以来一ヶ月、創作の神様が送信してくるアイディアの数々を書きとめているうちに、出来上がったショート・ショートが三十七篇。ファンタジーからホラーまで、卓抜な着想と心地よい裏切りに満ちた傑作短篇集。
著者等紹介
小泉吉宏[コイズミヨシヒロ]
1953年、浜松市生まれ。武蔵野美術大学卒業。広告クリエーターとして活躍した後、漫画家に。1999年、「ブッタとシッタカブッタ3・なぁんでもないよ」で文藝春秋漫画賞を受賞。2002年、「大掴源氏物語 まろ、ん?」で文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。近年は、小説、エッセイの執筆にも活動を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はらぺこ
35
ショートショート。 よく分からんのも何作品かありましたが全体的には好きです。他の作品も読んでみたくなりました。2016/01/17
華
14
ものすごく前にmixiのコミュで面白かったと見て登録したような。著者は広告クリエーターを経て漫画家になったとのこと。シュール・ブラック・ファンタジーなどのショート・ショート集。ひえ~と恐ろしくなったり、ぷっと笑ってしまったり。「喋る男」「黒い魚」「違和感」「桃太郎たち」「天狗の予告」がお気に入り。つまみ読みや気分転換に最適。2014/05/03
Y89
2
ショートショート集。背筋が凍るというような感じのが多かった印象2013/11/27
篠静
1
ショートショート。シュールな話が多いかも。「森の生成」「メンチカツ」とかおもしろい。「天狗の予告」は印象的。2011/03/28
まめまめ
1
解説:白井晃にひかれて図書館で借りてみた。深読みしたり、前後のストーリーを考えたり、なかなか楽しめる1冊。白井さんの解説が不思議度をあげてくれる。2010/12/13
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