内容説明
「ａｎ ａｎ」などで人気のモデルが、７年間続けたファッションモデルを休業し、向島の花柳界へトラバーユ。それを機に、モデル時代の日々、芸者への転身など、ファンタスティックな日常を綴る。その美貌からは想像もつかぬほどの凶暴で壊れたコラム４５編。自分が自分であるために重ねた真夜中の独り言、戯言、悪態、自問自答の数々。
目次
浅草通り（こんな日は；勃たないんだけど ほか）
明治通り（モデルは楽し；ギャル上等 ほか）
墨堤通り（名刺のアドレスは旅行中；時給８００円の女 ほか）
吾妻橋（スヌーピー上等！；仮の住まい ほか）
著者等紹介
Ｏｋａ‐Ｃｈａｎｇ［ＯＫＡＣＨＡＮＧ］
１９７１年２月１６日愛知県生まれ。９４年、ノンフィクションライターの石丸元章氏との結婚を機に、東京でモデル活動を開始。「ａｎ ａｎ」「ＦＩＧＡＲＯ」などのファッション誌をはじめ、資生堂、花王など大手化粧品メーカーのモデルとして活躍する。ＣＭにも多数出演。２００１年、モデル活動をいったん休止、芸者を志して向島花柳界へ。０４年、石丸氏と離婚、現在は芸者も休業し、文筆活動に専念している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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rodinnk
1
再再読くらい。初めて読んだ時、彼女の存在も知らなかったのに、苦手な筈のエッセイがすんなり読めた。エッセイは、たとえその人に興味があったとしても、基本は特に付加価値の無い他人のブログと同じで、読むのが苦痛なことが多い。久々に読んだけれど、やっぱり文章が面白い。著者の人となりや生活に興味がなくても、エンターテイメントとして面白い。この本を未だに手放せないのも、おそらく同じ理由。2016/11/04
sawa
1
★★★☆☆ 石丸元章の本ではだいぶイカれた女のように書かれていたが、なかなかどうして面白いもの書くじゃないの。モデルのくせに、代官山が嫌いで、プロレスとモーニング娘。が好きでという変わり者でイカした女だった。（図）2011/04/12
nightU｡U*)｡o○O
0
モデル業界の裏側、というのは外からじゃピンとこないもので、この本では元モデルの目線でその隅々をリアルに描いてある。ついでに筆者の毅然とした気質と、その一方の荒れた生活と悩み。しかしモデル業を離れると筆者は別の面を見せるようになる。それが芸者編であり、あとがきのような「関係者各位へ」である。2000年代前半の時代を色濃く見せている。2014/07/15
Yusuke Kuwano
0
こんなかっこいい文章書ける女の人はいないよね。2012/05/28
RICK
0
モデルさんのエッセイ
