内容説明
ペルーの老グマホームにいるルーシーおばさんを訪ねた帰りの船の中で、怪しい人影がひとつ、ふたつ。さて幽霊の正体は…?ますます目がはなせないおかしな事件がつづいて、おしまいにパディントンは、ジュディの学校でみごとなバレエをご披露しますから、お楽しみに。でも、これもほんとうは…。小学校中級以上。
著者等紹介
ボンド,マイケル[ボンド,マイケル][Bond,Michael]
1926年、イギリスで生まれた。BBCやテレビ・カメラマンの仕事のかたわら書いたドラマの脚本が好評を博し、執筆に専念するようになった
フォートナム,ペギー[フォートナム,ペギー][Fortnum,Peggy]
1919年、イギリスで生まれた。ロンドンの美術工芸セントラルに在学中、ハンガリーの出版社の依頼で子どもの本にさし絵を描いたものが好評で、引き続きさし絵やポスターの仕事をしている
松岡享子[マツオカキョウコ]
1935年、神戸で生まれた。大学卒業後、ウェスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学び、ボルチモア市の公共図書館に勤めた。帰国後、東京子ども図書館を設立し、子どもと関わる幅広い分野で活動している
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感想・レビュー
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くみ
21
【くまのパディントン60周年】 前巻でペルーに里帰りしたパディントン、あっさりロンドンに帰ってきます。その船の中でひと騒動あるのですが、これはブラウン一家のサプライズ。私でも幽霊と思いますよ。そしてロンドンに戻ってからはパディントンペース。カリー氏の家を壊しすぎ、そしてブラウン一家の見事な連携。理髪店の見習いでお客のカツラをとばして接着剤でくっつけるなど、本当にどうしようかと思いました。。1番驚いたのは、株やら配当金やらが出てきたこと!詐欺にあったと知ったパディントンの狼狽っぷりが真に迫りました。2018/06/29
ゆうゆう
8
すっかりウィンザーガーデンのくまさん。ペルーベースの1冊かと思ったら、ペルーからの帰りの航海から始まるじゃないですか!しかも帰りの船にはブラウンさんが乗り込んでくるなんて(笑)子供の遠足にこっそりとついていきます的な(笑)またまたカリー氏のお宅改造!で、荷物用ポストを設置してあげるなんて、今度は不慮の熊害にならず保険屋さんもホッとしたことでしょう。バレエの素質があったなんて、ジャンプといい、身体能力高いわ!悪い考えがよぎったら木を触る。私もバードさんの真似をしたいです。2016/03/03
や
2
各エピソードは、ある程度パターン化はされているのですが、全然飽きずにどんどん読みたくなってしまうのは、登場人物が魅力的だからでしょうか。少しずつパディントンがスキルを身につけていく様子も楽しみの一つ。続きを読まねば。2018/11/23
buccoroli
2
パディントンのバレエ見たいなー(´Д`)2018/08/03
那生
1
あれ、もう暗黒の地から帰ってきて通常運行の様子。カリー氏とは相変わらず相性が悪いです。どうも学校に乗り込むクセが付いてきたらしいクマ。少し空耳ネタが多すぎるんじゃないかな…いいかげん鬱陶しいです。原文がどうなっているのかは気になるところですが。2011/12/10