内容説明
メジャーリーグへの旅立ちから大記録・262安打の達成まで、イチローは、いったい何を考え、何と戦っていたのか。なぜ、彼は「天才」と呼ばれるのを嫌ったか?著者はイチローを徹底的に観察し分析し、「インタビュー」という名の真剣勝負を挑んだ。そして、従来のスポーツの常識を覆す、知的かつ刺激的なバトルが展開された。
目次
荒野へ
出航
苦悩
興奮
好敵手
奥義
夢舞台
伝統
優勝
決戦
終焉
聖地へ
2年目の野心
イチローが教えてくれたこと
屈辱の1ヶ月
理由なきスランプ
脱完璧主義で行こう!
256と257のあいだ
262安打のために
著者等紹介
石田雄太[イシダユウタ]
1964年、愛知県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、NHK入局、「サンデースポーツ」などでディレクターを務める。92年、スポーツジャーナリストとして独立し、Numberをはじめとする雑誌、新聞への執筆、テレビ番組の構成・演出など、精力的に活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Mr.チャーリー
46
          
            天才と呼ばれるのを嫌うイチロー選手。この本を読んで、その気持ちがわかる気がしました。自分の可能性を広げ、成長を望んでメジャーリーグの世界へ行ったイチロー選手。常に自分自身を冷静に分析して、打率を上げるための努力する姿には感心と言うより感動を覚えます。著者でスポーツライターの石田さんとのインタビューもかなり取り上げていて、イチロー選手の言葉の面白さも魅力です。それにしても、石田さんがイチロー選手を取材するために、アメリカ合衆国内を追いかける姿にも感心してしまいました。2017/10/06
          
        Carlos
36
          
            イチローのメジャー1年目を中心に4年目の年間最多安打記録達成までの物語。インタビューも多く、イチローの人となりも垣間見えた。努力の人。2023/12/16
          
        akira
8
          
            久しぶりのイチロー本。  メジャー挑戦初年度あたりが中心。 野球のことがメインではあるが、その裏側にあった出来事、特に9.11アメリカ同時多発テロの時のマリナーズとイチローを取り巻く環境や雰囲気、そして本人の心情は実に興味深い。  心に残った言葉をいくつか。 「球場ごとにいくつかポイントを決めて、それを見ることで精神的なコントロールをしているんです。」 「要するに準備というのは、言い訳の材料と成り得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく、ということですね。」2013/02/21
          
        菊地駿平
7
          
            自分は野球をしているのですが、野球のことにおいても、野球以外の生き方という面でも学べることが多かったです。 野球においては、フォアボールを狙った時点でバッターの負け、闘争心の大切さ、チャンスでの打席、野球以外のことなら、自分のできることをとことんやってきた意識があるか、それを継続できた自分に誇りを持つべき、とこの言葉がとても深かったです。能力が、高くても、適当にやってるひとより、そっちのほうが優秀だし、プライドを持てると思いました。2017/07/06
          
        ソラ
5
          
            【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより)  メジャーリーグへの旅立ちから大記録・262安打の達成まで、イチローは、いったい何を考え、何と戦っていたのか。なぜ、彼は「天才」と呼ばれるのを嫌ったか?著者はイチローを徹底的に観察し分析し、「インタビュー」という名の真剣勝負を挑んだ。そして、従来のスポーツの常識を覆す、知的かつ刺激的なバトルが展開された。  2008/10/07
          
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 - ニューイングランドの民話
 


              
              

