内容説明
いま、私たちを取り巻く世界にあふれる暴力と無関心、そして若者たちの孤独…。ベストセラー『永遠の仔』をめぐって出会った二人の表現者が、それぞれの生い立ちや創作世界を通じて救いの在り処を探す、真摯な対話集。文庫化にあたり新たに一章を追加、9・11以降の世界の諸相を縦横に語り合った2004年バージョン。
目次
1 少年
2 アフリカ
3 イグノランス
著者等紹介
坂本龍一[サカモトリュウイチ]
昭和27(1952)年、東京都生まれ。53年にイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成し、テクノ・ポップの旗手として国内外を席巻。58年には映画「戦場のメリークリスマス」に俳優として出演、同時に音楽も担当する。以後、映画音楽に力を入れ、63年には「ラストエンペラー」でアカデミー音楽賞を受賞。平成10(1998)年にリリースした「ウラBTTB」は日本ゴールドディスク大賞ソング・オブ・ザ・イヤー賞を受賞。また、9・11をうけて『非戦』(監修)を刊行するなど、幅広いジャンルで活躍を続ける。16年にはアルバム「CHASM」を発表。現在はニューヨーク在住
天童荒太[テンドウアラタ]
昭和35(1960)年、愛媛県生まれ。大学卒業後、執筆活動を始め、61年に「白の家族」で野性時代新人文学賞を受賞。映画原作、脚本等を手がけたのち、平成5(1993)年に『孤独の歌声』で日本推理サスペンス大賞優秀作、8年に『家族狩り』で山本周五郎賞を受賞。12年にはベストセラーとなった『永遠の仔』で日本推理作家協会賞を受賞した
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