出版社内容情報
ウィーンから墓場まで、マリー・アントワネットが過ごした土地や場所を12か所取り上げ、悲劇の王妃の足跡をたどる。 本書は、たんなる評伝でも、史跡案内でもない。マリー・アントワネットという人間を作り上げた場所をとおして、彼女の人物像を浮き彫りにする。
内容説明
フォンテーヌブロー、テュイルリー宮、タンプル塔、そして最後にはコンシエルジュリ、サン・ドニ大聖堂…。歴史家や文化遺産の学芸員など、すぐれスペシャリストたちによる場所からのアプローチ!
目次
第7章 フォンテーヌブロー―逗留のための宮殿
第8章 ヴァレンヌのベルリン型馬車
第9章 テュイルリー宮とパリ―政治的王妃の表明(一七八九年一〇月六日~一七九二年八月一〇日)
第10章 最後から二番目の段階―タンプル塔のマリー・アントワネット
第11章 コンシエルジュリ
第12章 最後の住まい
著者等紹介
プティフィス,ジャン=クリスティアン[プティフィス,ジャンクリスティアン] [Petitfils,Jean‐Christian]
アンシャン・レジームにかんする権威ある研究で知られ、とくに『ルイ16世』、また監修も担当した共著『フランス史の謎』『世界史の謎』は広く読者をえた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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