内容説明
上司の不始末の責めを負って同心の職を辞し、刀を捨てた喜八郎。庶民相手に鍋釜や小銭を貸す損料屋に身をやつし、与力の秋山や深川のいなせな仲間たちと力を合わせ、巨利を貪る札差たちと渡り合う。田沼バブルのはじけた江戸で繰り広げられる息詰まる頭脳戦。時代小説に新風を吹き込んだデビュー作。
著者等紹介
山本一力[ヤマモトイチリキ]
昭和23(1948)年、高知県生まれ。東京都立世田谷工業高等学校電子科卒業。会社員などを経て平成9(1997)年に「蒼龍」(単行本『蒼龍』に収録)で第77回オール読物新人賞を受賞。12年に初の単行本『損料屋喜八郎始末控え』を上梓した。14年には『あかね空』で第126回直木賞を受賞
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