内容説明
「あたし、アリソンです」。無邪気な笑顔で現れた新しい借家人は、40歳で一人暮らしの私にとって、たちまち家族同然の存在になった。そう、今思えば相手の言葉を信用しすぎた。なぜ様々な不審な出来事、警告のささやきを無視してしまったのか…。衝撃の結末のあとにじわじわと哀しみが広がるサスペンスの女王、会心の最新作。
著者等紹介
フィールディング,ジョイ[フィールディング,ジョイ][Fielding,Joy]
アメリカの女流小説家。8作目の「優しすぎて、怖い」でベストセラー作家の仲間入りをする。2女の母で、現在はトロントとパーム・ビーチに住む
吉田利子[ヨシダトシコ]
昭和21(1946)年、埼玉県生れ。東京教育大学文学部卒業
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
𝕌ℤ𝕌(うず)
5
新しく越してきた隣人は殺人鬼・・的な物語かと思ったらどんでん返し。母と娘の確執が、亡霊のように付きまとって、全ての人が不幸。40オーバーの、独身・子なし女が読めば、ため息つくこと間違いなし。(;-_-)=32016/08/06
アッシュ姉
1
★★★★
cathy aya
1
主人公は40才独身の看護師。数年前に母親を看取り、現在は母が残してくれた家に一人住まい。離れを人に貸していたが、借家人は家賃を踏み倒して失踪。今度はそんな失敗のないような人に貸すことにしたが、新しい借家人が来てから、おかしな事が起こり出す。。。というミステリーにはありがちな出だしでしたが、ラストの大どんでん返しはたまりません。ラスト数十ページで、あまりにびっくりして「ええっ!」と声を上げてしまいました。そういう話はないでもないですけど、もの悲しく、空恐ろしい終わり方です。2011/12/17
ウッドペッカー
0
この本の著者ジョイフィールディングのほうは以前にも読んだことがあり引き込まれるような面白さがあったのを覚えている。この本の最後のほうにどんでん返しがありなかなか読みがいがあった。2017/09/21
月
0
本棚から。4~5回目の再読。2016/04/09