内容説明
太公望と並ぶ周王朝建国の功労者にして、孔子が夢にまで見たという至高の聖人に、著者独特の大胆な解釈で迫る。殷を滅ぼし、周を全盛に導いた周公旦の「礼」の力とは何か?果たして彼は政治家なのか、それともシャーマン?そして亡命先の蛮夷の国・楚での冒険行の謎とは。無類の面白さの中国古代小説。新田次郎文学賞受賞作。
著者等紹介
酒見賢一[サケミケンイチ]
福岡県生れ。愛知大学卒業。平成元年、『後宮小説』で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。平成4年には『墨攻』他で中島敦記念賞を、平成12年には『周公旦』で新田次郎文学賞を受賞
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