内容説明
民間から皇后の位にお就きになりお言葉を失われた美智子さまは、どのようにしてご恢復への途を歩まれたのか?初めて解き明かされる「人間・皇后」の魂の遍歴、封印された悲しみ。軽井沢への深い想い、ベルギー王室との交流、神谷美恵子の存在など、知られざるエピソードで織りなす、格調高きノンフィクション。
目次
第1章 如何ばかり水を欲りけむ
第2章 その一粒に重みのありて
第3章 高原の花みだれ咲く
第4章 歌ふさくらさくらと
第5章 いたみつつなほ優しくも
著者等紹介
宮原安春[ミヤバラヤスハル]
1942年、長野県に生まれる。早稲田大学文学部中退。ニューヨーク日本倶楽部に勤務したのち帰国。週刊誌、新聞のフリーランスライター、アンカーマンを経て、現在、ノンフィクション作家
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