内容説明
両国の歴史問題は解決済である。日本と中国は、過去にこだわりすぎて、お互い憎しみあうことから脱却すべきだ。輝ける将来を見据えて、中日経済の協力関係を構築する必要がある―本書が発表されるや、中国では大論争が巻き起こることになる。人民日報元高級評論委員による勇気ある「正論」がここに。
目次
第1章 なぜ「中・日の憎しみ」は止まないのか
第2章 尊大で偏狭な「中国ナショナリスト」たち
第3章 徹底批判「石原慎太郎」から「小林よしのり」まで
第4章 日本の指導者に「土下座」を求めてはならない
第5章 中国行きの「大型バス」に乗り遅れるな
第6章 日本は「普通の国」になりつつある
第7章 中国新指導者は「歴史カード」を切らない
第8章 中・日・韓「経済一体化」を実現せよ
著者等紹介
馬立誠[バリッセイ]
1946年、四川省成都生まれ。中国青年報評論部副主任を経て、人民日報高級評論委員に。2003年より、香港フェニックステレビの評論員を務める
箭子喜美江[ヤコキミエ]
1964年、神奈川県生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。中国語翻訳者。学術関係、実務全般から映像作品字幕翻訳まで幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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