内容説明
まず自分で調理―粉まみれになって理想のケーキを追究し、ポテトを揚げる。本場の味を知るべく世界中を飛び回り、材料を徹底吟味。水、ケチャップ、電子レンジ料理まで試し、京都で懐石料理に舌鼓をうち、自らウェイターの学校に通う。強靭な胃袋と飽くなき好奇心を武器に「食」にとことんこだわった、丸ごと美味しいエッセイ。
目次
第1部 ほんとのほんと(フランス人はなぜ、ハエのように落ちないのか?;水 ほか)
第2部 ご自分でどうぞ(お給仕ゲーム;静かで退屈、野菜生活 ほか)
第3部 掻きたてる(静かなる殺し屋、サラダ;イエスといえばすむこと ほか)
第4部 千の食事の旅(ほんもののシュークルート;チェザレ万歳! ほか)
第5部 プディングの証明(スミス家のフルーツケーキ;フライ ほか)
著者等紹介
スタインガーテン,ジェフリー[スタインガーテン,ジェフリー][Steingarten,Jeffrey]
ハーヴァード大学、ハーヴァード・ロー・スクール、MITを経て、「ハーヴァード・ランプーン」紙で研鑽を積み、米「ヴォーグ」誌のフード・ライターとなる。そのときの成果をまとめ、1997年に出版した『すべてを食べつくした男』は、イギリスの最優秀フード・ブック賞を受賞。94年にはフランスの美食に関する文章に対して、シュヴァリエの称号を与えられた。ニューヨーク在住
柴田京子[シバタキョウコ]
1947年、東京都生まれ。日本女子大学英文学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 海鴎