文春文庫<br> 経綸のとき―近代日本の財政を築いた逸材

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文春文庫
経綸のとき―近代日本の財政を築いた逸材

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  • サイズ 文庫判/ページ数 478p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167608019
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

内乱相次ぐ幕末・維新の世にあって、近代日本の財政経済の基礎を確立した越前藩士三岡八郎の半生を元大蔵省事務次官が克明に描く

内容説明

幕末の動乱期、越前藩主・松平慶永により抜擢された三岡八郎(のちの由利公正)は、破綻した藩財政を立て直し、維新における藩の発言力を確立した。その後、横井小楠の“教え”と坂本龍馬の“想い”を胸に、新政府の財政を担い、五箇条の御誓文の起草にも関わった男の生涯を元大蔵事務次官が丹念に描いた大作。

目次

1 下萌の章
2 青蘆の章
3 初嵐の章
4 勁草の章
5 炎昼の章
6 枯忍の章
7 白南風の章
8 黒南風の章

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiro

2
特に、物語という訳ではないが、史実、良く調べられているなーという感想。 内容は非常に難しく、読み進められなく、簡単な歴史書と一緒に読むことをお勧めします。 大蔵省を作った祖、五箇条の御誓文を策定した内の一人の由利公正の人生だが、坂本龍馬が愛した友人の一人がどんな人生を歩んだのか知りたい方は必読かと思います。2020/04/08

Monbe Sakai

2
20年ほど前に職場の斡旋で買った元大蔵事務次官が書いた、故郷の偉人・由利公正の伝記小説500ページを今になって漸く読破。明治新政府発足時の神業的資金調達といわれる「太政官札」に関する記述が財政の専門家らしくさすがに興味深かったです。 2016/06/15

よねちゃん

2
大蔵省の基礎をつくった三岡八郎(のちの由利公正)の生涯を描いた歴史小説。著者は元大蔵次官。歴史小説が苦手なせいもあるが、構成が前後したり、説明が省いてあったりして結構読みずらいです。2012/02/08

KAZOO

1
元大蔵省事務次官の方がよく調べて書いたと思われます。やはり財政のことであるとかなり詳しく、若干専門的すぎる個所もあったりしてこの分野に興味のない方にはかなり苦痛であると感じました。私は今財政が世間でこれだけ問題になっているのでこのような本を読んでもらえば、もうすこし増税などにも理解が深められるのではないかと感じました。2013/02/24

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